【ポケモン剣盾S1 最高順位142位/最終193位】猪突猛進で突き進め!!タイレーツ入り積みリレー構築~No Retreat~
こんばんは!!トッポです。
最高順位142位(1月1日5時35分時点)
使用構築
目次
前語り
タイレーツの見た目が好きなのと、専用技「背水の陣」の性能が面白いと思い、採用しました。「背水の陣」と言う技は「攻撃・防御・特攻・特防・素早さが1段階上昇する代わりに交代できなくなる、1回しか使用できない」というものです。「竜の舞い」や「剣の舞い」などの他の積み技にはないような変わった性能を持っていますよね。面白いから使ってみようと思っても、いざ使ってみると使い勝手が悪いと感じた方も結構いたのではないでしょうか??タイレーツを壁展開で使えば、活躍させやすいですよ(絶対に活躍するとは言っていない…)
構築経緯
タイレーツの専用技「背水の陣」の性能が面白いと思い、タイレーツを軸に構築を組みました。タイレーツ自体、耐久がなく、素早さも中途半端なため、壁を張ったり電磁波を撒くためにオーロンゲを採用。また、オーロンゲの壁展開と相性の良い弱点保険キッスとギャラドスを採用した。更に、電気の一貫を切れるドリュウズを採用。ドリュウズを特性「砂かき」にすることによって、ダイマックス技「ダイロック」で砂嵐を吹かせ、自ら砂エースとなることも可能。この構築で、アーマーガアやドヒドヌオーという並びがきついので、身代わりカットロトムを採用してパーティが完成した。
コンセプト
基本的にオーロンゲの壁展開による積みリレーである。
初手は基本的にオーロンゲ(壁要員)、襷ドリュウズ、ギャラドスである。
個体紹介
タイレーツ@命の珠
特性:負けん気(自身の能力が下がると、攻撃が2段階上がる)
性格:意地っ張り(AアップCダウン)
努力値:H124 A252 S132
H:残り
A:ぶっぱ
S:素早さ1段階上昇で100族抜き
実数値:156-167-120-x-80-112
メインウェポンの「インファイト」と積み技の「背水の陣」は確定で、フェアリーに打点を持てる「アイアンヘッド」を採用。ゴーストタイプにも打点を持てるように「地獄突き」を採用した。
「インファイト」「アイアンヘッド」「背水の陣」は確定技だが、@1の技は選択となる。候補としては「地獄突き」「岩雪崩」「思念の頭突き」になるが、「岩雪崩」は命中不安である上に、ダイマックス技「ダイロック」を撃ってしまうと、砂嵐が吹いてしまうためタイレーツ自身の寿命を縮めてしまうことになる。「思念の頭突き」は毒タイプのポケモン、主にドヒドイデに撃つのだが、「背水の陣」を撃ったところで押し切れない。そのため、個人的に選択技としてゴーストタイプに打点を持てる「地獄突き」を推奨している。
特性は「負けん気」にしているが、これが物凄く役に立つ場面がある。
例えば、「ダイマックスタイレーツ」と「ダイマックスドラパルト」の対面…これってどっちが有利か知ってますか??「ダイマックスタイレーツ」に「ダイドラグーン」や「ダイホロウ」を撃ってくる人が良くいますが、これをやってしまうと「負けん気」が発動して、返しの「ダイアーク」で落とされてしまいます。かといって、他の技を撃っても確定2発取るのは難しいし…ということで、この対面はタイレーツの方が有利なんです。※壁を張っている前提です。
火力は足りないため性格は「意地っ張り」にしている。それでも火力が物足りないため、「命の珠」を持たせてある。また、「背水の陣」を撃ってしまうと交代できなくなるので突破できない相手が来ると、積みの起点にされてしまう場合がある。そこで、「命の珠」を持たせると、その珠ダメージにより勝手に自主退場してくれて、起点化を最小限に抑えることができるのだ。
タイレーツは、非常に耐久が脆いため、壁サポートが必須である。そのため、タイレーツを選出する際は、壁要員のオーロンゲとセットで選出することが多かった。壁を張って、「背水の陣」を撃てば、全抜きすることも少なくなかった。なんと3タテした試合もありました。
トゲキッスの呼びやすいバンギラスをタイレーツで起点にすることができます。 「背水の陣」を積めば、後出しアーマーガアも圧倒できます。ちなみに、相手がアーマーガアを後出しで出してきた場合は、ダイマックス切る必要もないですから。ダイマックス技「ダイナックル」よりも「インファイト」の方が威力が高いので押していけます。アーマーガアの鉄壁??間に合いませんよ(回復木の実発動はやめてください)
ヌオー入りやドヒドイデ入りには選出しません。
オーロンゲ@光の粘土
特性:悪戯心(使用する変化技の優先度が+1されるが、相手が悪タイプだと技は失敗する)
性格:腕白(BアップCダウン)
努力値:H252 B252 D4
実数値:202-140-128-x-96-80
ソウルクラッシュ/電磁波/光の壁/リフレクター
特攻を下げるタイプ一致の「ソウルクラッシュ」は確定で、壁貼り要員として役割を持たせたいので「光の壁」や「リフレクター」を採用。相手を麻痺させて素早さを落とすために「電磁波」を採用した。
特性は「悪戯心」で、先制で「光の壁」や「リフレクター」を張れたり、「電磁波」を撒けたりする。そのため、スカーフ持ちのポケモンに対しても先制で変化技を撃てるのは強い。
壁を張ったり、電磁波を撒けたら、裏のエース(ロトム、タイレーツ、ドリュウズ、ギャラドス、トゲキッス)に繋げていきます。
「瓦割り」ドリュウズやキリキザン、バンギラスには注意。壁を壊してきます。また、「コートチェンジ」エースバーンにも注意。
ギャラドス@ラムの実
特性:自信過剰(相手を倒すと攻撃が1段階上がる)
性格:意地っ張り(AアップCダウン)
努力値:H172 A252 S84
S:1上昇で100族抜き
A:ぶっぱ
H:残り
実数値:192-194-99-x-120-112
滝登り/飛び跳ねる/パワーウィップ/竜の舞い
メインウェポンの「滝登り」「飛び跳ねる」は確定で、ヌオーやトリトドン、ミロトに打点を持つために「パワーウィップ」を採用。積み技としては「竜の舞い」を採用した。
今回は「自信過剰」ギャラドスを採用。一匹倒せばどんどん火力が上がって全抜きすることも。ダイマックス切れた後も、攻撃1段階上昇で、ダイマックス技同等程度の火力が得られる。
トゲキッス@弱点保険
特性:天の恵み(技の追加効果の発動率が2倍になる)
性格:臆病(SアップAダウン)
努力値:H132 C126 S252
C:残り
S:最速
実数値:177-x-115-142-124-145
メインウェポンの「エアスラッシュ」「マジカルシャイン」は確定で、補完技として「火炎放射」を採用。「大文字」を採用していないのは命中不安で外しを嫌ったからです。積み技としては「悪巧み」を採用。
壁展開からのトゲキッスは基本的に抜群技をなんでも耐えるので、そこから弱点保険が発動してダイマックス技で切り返すことができる。
ドリュウズ@気合いの襷
特性:砂かき(天気が砂嵐の時、素早さが2倍になる)
性格:陽気(SアップCダウン)
努力値:H4 A252 S252
実数値:186-187-80-x-85-154
メインウェポンの「地震」「アイアンヘッド」は確定で、相手の素早さを下げて裏のエースに繋げるために「岩石封じ」を採用。積み技として「剣の舞い」を採用した。
ダイロックを撃つことによって、自身で砂嵐を吹かせて砂かきを発動させ、上から畳みかけることが可能。環境に多い「ミミッキュ+ドラパルト」っていう並びに強い。
カットロトム@食べ残し
特性:浮遊(地面タイプの技を受けない)
性格:控えめ(CアップAダウン)
努力値:H252 B4 C252
実数値:157-x-128-172-127-106
リーフストーム/10万ボルト/身代わり/悪巧み
メインウェポンは「リーフストーム」「10万ボルト」は確定で、どくどくをすかしたりするために「身代わり」を採用。交代読みでも「身代わり」を張ることができ、「悪巧み」を積むことができる。
自慢の受けループ破壊枠。「ドヒドイデ+ヌオー」という並びに強い。ドヒドイデかヌオー対面で身代わりを張り、「悪巧み」で積みの起点にして、受けを崩壊させていく。場合によっては、ナットレイを積みの起点にすることもできる。ボディプレナットレイは積みの起点にするのが難しいので注意。
ギャラドスとロトム対面、ギャラドスの最高打点は「飛び跳ねる」なので、それを読んで「身代わり」を張ることによって最小限のダメージ(身代わりを張った分のダメージ)で抑えて10万ボルトでギャラドスを倒すことが可能。
立ち回り
基本選出:ドリュウズ+ギャラドス+ロトムorオーロンゲ+タイレーツ+トゲキッス
初手にドリュウズ、もしくはオーロンゲを投げて、取り巻きに多いアーマーガアをロトムやトゲキッスで見るような動きをします。バンギラスが選出されているなら、タイレーツの起点にできます。タイレーツで起点にできたら、後出しアーマーガアも怖くありません。ちなみに、相手がアーマーガアを後出してきた場合は、アーマーガアに対して
「ミミッキュ+ドラパルト」
オーロンゲで壁を張ったり、電磁波を撒いて裏のポケモンの起点にしていく。取り巻き次第でロトムを選出しなければならなかった。例えばアーマーガアが入っている構築など
初手にカバルドンから入ってくる人が多かったので、「吹き飛ばし」されると面倒くさいし最初のターンからダイマックスを切ってカバルドンを飛ばしてた。え??最初からダイマックスを切っても大丈夫なのかって??実はカバルドンを倒して特性「自信過剰」が発動すれば、その火力はダイマック技とほぼ同等の火力が得られるんです。なので、相手が次のポケモンを繰り出した時に、ダイマックスを切って耐久力をあげなければならない状態に陥るんです。相手のダイマックス技は裏のオーロンゲで壁を張ることによって凌ぐことができ、最後にロトムで詰めることが可能となります。
ドヒドイデ+ヌオー(受けループ)
初手オーロンゲで相手の立ち回りをうかがいます。ドヒドイデとロトム対面ができたら身代わりを張って積みの起点にしていきましょう。相手の受けは崩壊していきます。本命はロトムを通すことなので、絶対にロトムに毒や火傷が入らないようにして身代わりを張ってください。
苦手なポケモン
基本的にドリュウズでしか見れないため、ドリュウズのHPが削られた状態だと窮地に追いやられることもある。
物凄い重いと言うわけではないが、「鉄壁」「ボディプレス」採用のナットレイはきつい。トゲキッスの火炎放射で焼き払おう。それ以外の型だと、タイレーツやカットロトムで見ることが可能。
後語り
タイレーツの見た目が好きでしたが、実際種族値が低いポケモンだったので正直環境でやっていけるか心配でした。しかし、壁展開と絡めたら、「背水の陣」を安全に積めて無双することも多々ありました。隠れたスペックを持っているポケモンだと思うので、みなさんも是非使ってみてください。
【8世代単体考察】壁展開タイレーツ~「背水の陣」で掴む勝利への方程式~
こんばんは!!トッポです
目次
前語り
今日紹介するのは「タイレーツ」と言うポケモン。このポケモンは、専用技「背水の陣」という変わった積み技を覚えます。この技は「攻撃・防御・特攻・特防・素早さを1段階上昇させる代わりに交代することはできない。1回しか使用できない」という他の積み技にはない変わった特徴を持っています。一見、魅力的な技に思えますが、実際使ってみると、使い勝手が悪いと思った方も多くいるのではないでしょうか。そりゃあそうですよね。「剣の舞い」や「竜の舞い」と違って1回しか使えない上に、使ってしまうと交代が許されないですから。今回、この「背水の陣」を生かしたタイレーツについて説明していきたいと思います。
タイレーツの単体性能は低い??
※一番左がタイレーツ、真ん中がナゲツケサル、一番右がローブシンの種族値。
ポケモン剣盾に出てくるタイレーツと同じ格闘タイプの「ナゲツケサル」と「ローブシン」を並べてみました。これらの種族値と比べてみると、物凄いタイレーツの種族値が貧弱に見えてしまいます。合計種族値はタイレーツが一番低い上に、中途半端な種族値をしています。
つまり、ローブシンのような先制技も覚え、火力も高く、並み程度の耐久を持っているポケモンは単体でも活躍しますが、突出した能力を持たないタイレーツは単体で活躍させようとしたところで、すぐに出落ちしてしまいます。そのため、「背水の陣」を安全に撃つことができるサポートが必要なんです。
ここで、タイレーツが現環境で活躍させにくい要因を列挙していきます。
・合計種族値が低い(上記に述べた通り)
・ローブシンと違い先制技を覚えない
・技範囲が狭い(ナゲツケサルやローブシンの方が技範囲が広い)
・環境にギャラドスやトゲキッスと言った飛行タイプのポケモンが流行っている
これを踏まえてタイレーツの取り巻きやサポートはどのようにしたらいいのか考えました。そして行き着いたのが壁展開タイレーツなのです。
タイレーツをきちんとサポートすれば3タテも夢じゃない
壁展開タイレーツに行き着くまでの過程で、様々な試行錯誤をしました。
1、「欠伸」で対面操作して有利対面で「背水の陣」を積めばいいのでは??
有利対面を作っても、相手は突っ張ることが多く、その上タイレーツ自体、耐久がないので、そのまま倒されてしまうことも少なくなかった。そのため、ボツ案になった。
2、「ねばねばネット」を撒き、上から「背水の陣」を積めばいいのでは??
環境に多くいる「ロトム」「サザンドラ」「ギャラドス」「トゲキッス」「アーマーガア」など浮いているポケモンが多く、「ねばねばネット」に引っかからない。仮に上から「背水の陣」を積んで耐久力を上げても、抜群技で落とされてしまう。耐久力を上げたんだから、せめて耐えて欲しい…ということでボツ案。
3、「壁展開」からのタイレーツで積んでいけばいいのでは??
一番しっくり来ている壁展開タイレーツです。壁を張れば、なんと抜群技でも耐えてくれます。壁貼り要員の候補として「オーロンゲ」「エルフーン」「ドラパルト」がいますが、僕は「オーロンゲ」が最適なのかなと思っています。「いたずらごころ」で先制で壁を張ったり、電磁波を撒けたり出来るからです。これで、スカーフ持ちも怖くない!!壁を張って電磁波を撒くことによって、上から「背水の陣」を撃つことが出き相手を迎え撃つことが可能です。オーロンゲのように壁や電磁波をドラパルトも覚えるので、要検討といったところです。
タイレーツの型
特性:負けん気(相手に能力を下げられたとき、攻撃が2段階上がる)
性格:意地っ張り(AアップCダウン)
持ち物:命の珠
技構成:背水の陣/インファイト/アイアンヘッド/選択技(地獄突き・思念の頭突き・岩雪崩)
通常特性には「カブトアーマー(攻撃を急所に受けない)」があるが、それよりも隠れ特性「負けん気」の方が有用。
能力が下がると、攻撃力が上がってしまうため、そこから全抜きできることもある。
特にダイマックス対決では「ダイドラグーン」や「ダイホロウ」など相手の能力を下げるダイマックス技をタイレーツに撃ってしまうと、「負けん気」が発動して攻撃が2段階上がり、返しの攻撃で相手を圧倒することができる。
性格は「意地っ張り」にしている。「陽気(SアップCダウン)」も候補に挙がるが、火力が足りないため、「意地っ張り」を推奨。
持ち物は「命の珠」。性格を「意地っ張り」にしても火力が足りないため、「命の珠」で火力を補強している。更にタイレーツの専用技「背水の陣」は使ってしまうと交代することが出きなくなってしまうので、タイレーツを起点にしてくるポケモンがいる(例:アーマーガア、ゴチルゼルなど)が、「命の珠」だと、珠ダメージで自主退場してくれて裏のポケモンにつなぐことができるため、起点化を最小限に抑えることができる。
技構成に関しては専用技「背水の陣」、タイプ一致の「インファイト」、フェアリーに打点を持てる「アイアンヘッド」までは確定。ゴーストタイプに打点を持ちたいなら「地獄突き」、ドヒドイデに打点持ちたいなら「思念の頭突き」(但し、押し切れない場合があるので採用する際は注意)、飛行タイプに打点を持ちたいなら「岩雪崩」(但し、ダイマックス技のダイロックによる砂嵐でタイレーツの寿命を早く縮めてしまう点には注意、あと、岩雪崩は命中不安の技でもあるので注意)が挙げられる。個人的には「地獄突き」がお勧めなのかなと思っている。
後語り
タイレーツで「背水の陣」からの3タテした試合もあるので、可能性があるポケモンだと思います。みなさんも是非使ってみてはどうでしょうか??
【ポケモン剣盾S1 最高順位45位】サニゴーン軸~終焉の対面操作構築~The Change means A Collapse
こんばんは!!トッポです!!
最高順位45位
使用した構築内容
目次
前語り
今回は新ポケモンのサニゴーンが面白い特性を持っていたため、このポケモンを軸に構築を組んでいきました。サニゴーンの専用特性「滅びのボディ」…それは、「触れた相手を終焉(しゅうえん)へと誘(いざな)う特性」です。
単純なアタッカーとして育成はせずに、特性を生かせるような育成をしました。今回使ったサニゴーンの型が一番強いのではないかと思っています。
構築経緯
サニゴーンを使いたいと思い、サニゴーンを軸にするところからスタート。裏にエースポケモンとしてギャラドスやドリュウズ、カビゴン(トゲキッス受け)を採用。また、サニゴーン以外にも対面操作できるポケモンが欲しいと感じ、欠伸持ちのニンフィアを採用。これらの並びできついドヒドイデやトリトドン、ヌオー、アーマーガアを縛るためにゴチルゼルを採用した。※型によってはアーマーガアをみることができない。
コンセプト
・基本的にサニゴーンやニンフィアで対面操作してカビゴンやギャラドス、ドリュウズ、ゴチルゼルで詰めていく
個体紹介
サニゴーン@気合いの襷
特性:滅びのボディ(接触技を受けるとお互い滅びのカウントがスタートする)
性格:図太い(BアップAダウン)
努力値:H252 B252 D4
実数値:167-x-112-165-151-50
ダイマックスした頻度:6位
シャドーボール/渦潮/滅びの歌/こらえる
メインウェポンの「シャドーボール」は確定で、相手を縛って対面操作するために「渦潮」と「滅びの歌」を採用。「滅び」や「ダイマックス」のターン稼ぎするために「こらえる」を採用。「こらえる」は必ずHP1耐えてくれる。この枠は当初「まもる」を採用していたのだが、ダイマックス技は「まもる」を貫通してサニゴーンを倒してくるので、「こらえる」に変更した。何度も言いますが、例えダイマックス技を撃ってこられても、「こらえる」だと必ずHP1耐えてくれます。
サニゴーンの専用特性「滅びのボディ」は「触れるとお互い滅びのカウントがスタートする」というもので、接触技をメインとしているポケモンは、「渦潮」と併せることで、対面操作することができる。相手も相手でサニゴーンに触れたくないのか、ダイマックスを切ってくれる場合が多く、「こらえる」と併せると、ダイマックスターンを消費させることができます。サニゴーンは特殊耐久は高いのだが、物理耐久は非常に低いため、物理技を耐えることが少ない。そのため、「気合いの襷」を持たせて物理技は1回は耐えるようにしてある。
性格も「図太い」にして、物理技を受けても少しでも多くのHPを確保できるようにしてある。
基本的な立ち回りとして渦潮で相手を束縛して滅びの歌もしくは滅びのボディを発動させて対面操作していきます。「滅び」が発動すると、だいたい相手は滅びのカウントが終了する1ターン前に交代することが多いので、積みエースを裏から投げます。基本的に滅びのカウント終了時2ターン前に積みエースを投げます。2ターン前→積みエースを投げる→1ターン前→相手は1体失うか交換するしかない。そのタイミングで積むことが可能です。必ずしも相手は1ターン前に引くわけではなく、対面操作を嫌って早めに引く人もいます。どのタイミングで裏の積みエースに引くかはプレイヤーの腕の見せ所です。
また、裏が受からない場合は、サニゴーンを切って裏のエースに託します。
サニゴーンはバンギラスやサザンドラ、ギガイアスの入っている構築には基本的に選出しません。
サニゴーンについて言いたいことはたくさんあるが、ここでは書ききれないので、以下のブログ記事も参考にしてみてください。
「サニゴーンとシャンデラの種族値が少し似ている」などについても触れています。
ゴチルゼル@食べ残し
特性:かげふみ(相手は交代できなくなる)
性格:図太い(BアップAダウン)
努力値:H252 B252 D4
実数値:177-x-161-115-131-85
ダイマックスした頻度:4位
サイコキネシス/10万ボルト/瞑想/挑発
相手のサイクルを強制的にシャットアウトする枠
メインウェポンの「サイコキネシス」は確定で、一応アーマーガアも役割対象に入れているので「10万ボルト」を採用している。意外にも、この「10万ボルト」が役割対象外であるはずのギャラドスに刺さることもある。 そして積み技として「瞑想」、面倒なことをさせないため(毒毒や欠伸、回復技を封じるため)に「挑発」を採用した。
構築できつい「ドヒドイデ」や「アーマーガア」「トリトドン」「ヌオー」を特性「かげふみ」で縛って見てる。
尚、アーマーガアは型によっては見れないものもある。
ゴチルゼルは技範囲が意外と広いため、役割対象によって技構成をカスタマイズしてもよい。例えば、ヌオーやトリトドンに強く役割を持ちたいなら「エナジーボール」、アーマーガアに役割を強く持ちたいなら「10万ボルト」という具合に!(^^)!
今回は、環境に多すぎるアーマーガア対策の一つとして「10万ボルト」を採用している。
ギャラドスやカビゴン、ニンフィアを通しにくい相手をゴチルゼルで縛って、エースを通すという戦い方をしていく。
役割対象
※アーマーガアは型による。
ドリュウズ@拘りスカーフ
特性:型破り(相手の特性を無視する)
性格:意地っ張り(AアップCダウン)
努力値:H4 A252 S252
実数値:186-205-80-x-86-140
ダイマックスした頻度:3位
メインウェポンの「地震」「アイアンヘッド」は確定で、飛行タイプにも撃てるように「岩雪崩」を採用。最後のワンチャンを掴むために「角ドリル」を採用した。
一般的なスカーフドリュウズ。先発性能が高く、特性「型破り」により 、環境に多い浮遊持ちの「ロトム」や「サザンドラ」に安心して地震を撃つことができ、「ミミッキュ」に対しても「化けの皮」を貫通して殴ることができる。やはり、環境トップクラスに強かった。ダイマックスすることによって、「拘り」が解除されて技を打ち分けられる点も偉い。相手に詰まされても、ワンチャンの「角ドリル」で形勢を逆転させることもできる。
役割対象
ロトム系統(スカーフ持ちには注意)、ミミッキュ、マホイップ、ニンフィア、ジュラルドン、パッチラゴンなど
カビゴン@突撃チョッキ
特性:厚い脂肪(炎技と氷技を半減にする)
性格:意地っ張り(AアップCダウン)
努力値:A252 B252 D4
実数値:235-178-117-x-131-50
ダイマックスした頻度:2位
のしかかり/ヘビーボンバー/炎のパンチ/氷のパンチ
メインウェポン「のしかかり」は確定で、フェアリーに打点を持てる「ヘビーボンバー」を採用。この「ヘビーボンバー」のダイマックス技「ダイスチル」はBを上げつつ、相手に攻撃することができるため、ダイマックスが切れても要塞と化す。構築単位で鋼が重いので「炎のパンチ」を採用。また、ドラゴンタイプにも打点が持てるよう「氷のパンチ」を採用したが、この枠は、選択技であり、状態異常対策の「空元気」やヌオーやトリトドンに打点が持てる「タネ爆弾」でもありだと思った。「タネ爆弾」のダイマックス技「ダイソウゲン」でグラスフィールドを張り、自身が回復できるといった芸当も可能。
「捨て身タックル」ではなく、「のしかかり」を採用しているのは、麻痺を狙えたり、反動ダメージを受けないからである。
「ヘビーボンバー」の枠を「アイアンヘッド」で採用している人もいるが、個人的には「ヘビーボンバー」の方がしっくりきてる。ヘビーボンバー(重さ依存の技)はフェアリーポケモンに対して撃つことが多いのだが、そのフェアリーポケモンのほとんどが軽いため、最大威力の「120」で相手にダメージを与えることできる。確かにダイマックス相手には「ヘビーボンバー」は効果ない(重さ依存の技はダイマックスポケモンにダメージを与えられない)。しかし、ダイマックスしていない通常時のフェアリーポケモンに大ダメージ与えることを重点に置き、「ヘビーボンバー」を採用した。
特性は「厚い脂肪」を採用しているが、これは環境に少なからずいる「ヒヒダルマ」や「パルシェン」の氷技や「リザードン」の炎技を受けるためである。カビゴンには、「免疫」「食いしん坊」「厚い脂肪」という有用な特性が3つあるが、毒が飛び交ったりしない上に、木の実も弱体化してしまった現環境では、一番「厚い脂肪」が扱いやすいように感じた。
また、突撃チョッキを採用していると、余裕でトゲキッスの攻撃を受けることができる。ちなみに2段階上昇のキッス(控えめC特化)の「ダイジェット」はダイマックスカビゴンに乱数3発である。最速キッス(臆病C特化)であれば、Cが2段階上昇したところでダイマックスカビゴンに確定4発なのです。そのため、トゲキッスが蔓延している現環境においてカビゴンで受けて反撃することが可能です。
役割対象
トゲキッス、ロトム系統、パルシェン、ヒヒダルマ(馬鹿力には注意)、リザードン、サザンドラなど
ニンフィア@オボンの実
特性:フェアリースキン(自分が使うノーマル技がフェアリータイプになり威力が1.2倍になる)
性格:図太い(BアップAダウン)
努力値:H252 B252 D4
実数値:202-76-128-130-151-80
ダイマックスした頻度:5位
メインウェポンの「ハイパーボイス」は確定で、先制技の「電光石火」を採用。フェアリー技と補完の優れた炎技の「マジカルフレイム」を採用。相手を流しつつ対面操作できる「欠伸」を採用。この「欠伸」と言う技はダイマックスしてくるポケモンを流せて強い。そのため、環境では「ラムの実」持ちのポケモンも増えてしまった。
今作で新しく「マジカルフレイム」という炎技を習得したため大出世したポケモンで、フェアリー技と炎技の補完が優れている。
欠伸で対面操作して、裏の積みエース(主にギャラドス)で全抜きを狙うことができる。ただし、環境に「ラムの実」持ちが増えてしまったことには留意すべき点である。
役割対象
※いずれのポケモンも鋼技に注意。
ギャラドス@ラムの実
特性:威嚇(相手の攻撃を1段階下げる)
性格:意地っ張り(AアップCダウン)
努力値:H172 A252 S84
S:1上昇で100族抜き
A:ぶっぱ
H:残り(ステロが飛び交う環境ではないため、HPは偶数でも問題ないと感じた)
実数値:192-194-99-72-120-112
ダイマックスした頻度:1位
滝登り/飛び跳ねる/挑発/竜の舞い
一番ダイマックスさせた子。
メインウェポンの「滝登り」「飛び跳ねる」は確定で、積み技として「竜の舞い」、変化技を使ってくるポケモンに対して撃つ「挑発」を採用した。この「飛び跳ねる」という技は物凄い有用で2ターンかけて相手に攻撃するため、相手のダイマックスターンを枯らすことができる。
また、ダイジェットは自身のSを上げながら攻撃することができる。
当初は「挑発」の枠を「パワーウィップ」に変えていたのだが、「パワーウィップ」を撃つ相手がヌオーやトリトドン、ミロトぐらいしかいなくて、撃つ機会が少ないと感じ、「挑発」に変えました。
※ヌオーやトリトドンは「ゴチルゼル」で見れる。ミロトは、カビゴンやニンフィア等で削ってギャラドスの攻撃圏内に入れる。また、ヌオーやトリトドンはギャラドスのダイマックス技で押し切れる。
「挑発」を入れることによって、「アーマーガア」に変化技を撃たせないようにして、ギャラドスの起点にすることができる。
7世代では1竜舞で130族の「カプ・コケコ」や「メガゲンガー」を抜くことができるため、最速ギャラドスで育成している人が多かった。しかし、現環境ではそれらのポケモンを見ることがないので、1竜舞で100族のリザードン抜きまでS(素早さ)を振っている。
環境では「自信過剰」という特性が流行っているらしいが、個人的には「威嚇」が使いやすいと感じた。確かに「自信過剰」は「相手のポケモンを倒すごとにAが1段階上がる」ため、ダイマックスと相性が良く全抜きを狙いやすいが、ギャラドス自体物理耐久が低いため、物理技の攻撃を受けてしまうと意外と大きなダメージを食らってしまう。その点、「威嚇」だとギャラドスで攻撃を受ける際、低い物理耐久を少しでも補うことができ、そこからダイマックスを使うことによって切り返すことができる。また、特性「威嚇」で、相手のAを1段階下げて裏のポケモン(ドリュウズやカビゴンなど)に繋げていくというクッション的な働きもしてくれる。そのため、自分は「威嚇」を高く評価している。
ただし、「威嚇」の時のデメリットもあり、アーマーガアのアーマーミラーで威嚇が跳ね返されてしまったり、ウォーグルやキリキザンの持つ特性「負けん気」で相手のAを上昇させてしまう点があげられる。
※現環境ではギャラドスの特性は「威嚇」よりも「自信過剰」の方が扱いやすい気がします。
役割対象
立ち回り
ダイマックスバンギラスを一発で落とせる手段がなく、弱点保険が発動して切り返されてしまう場合が多い。ドリュウズとギャラドスを併せてバンギラスを処理していく。アーマーガアはゴチルゼルで処理していくが、余裕があれば、後投げしてくるアーマーガアに対してギャラドスで「挑発」を撃ち、起点にしていく。こちら側からアーマーガアに対してギャラドスを後投げしてしまうと「アーマーミラー」で「威嚇」を跳ね返されてしまって役割遂行速度が遅くなってしまうところに留意。アーマーガアは型によってはゴチルゼルで見るのが厳しい点にも留意。
例えば、タラプの実(特殊技を受けると特防が1段階上がる木の実)持ちアーマーガアやHDアーマーガアはゴチルゼルで見るのが難しい。
受けサイクル(ドヒドイデ+アーマーガアなど)
ドヒドイデをゴチルゼルで縛ったり、サニゴーンの渦潮で縛って対面操作していく。ただし、バンギラス入り受けサイクルにはサニゴーンは出しにくい。
ミミッキュ+ドラパルト
ニンフィアが基本的にドラパルトに対して強い。弱点保険型ドラパルトには注意。それで僕のニンフィアが倒されたことあるので(´・ω・`)
オーロンゲ+トゲキッス
トゲッキス入りには基本的にカビゴンを投げていく。チョッキカビゴンは余裕でトゲキッスのダイジェットが受かります。ケースバイケースですが基本的にカビゴンで詰めるルートを取ったら勝てます。弱点保険型キッスには注意で、弱点保険を発動させないように最初にダイアタックを撃ってから、畳みかけていきましょう。
苦手なポケモン
炎タイプのポケモンが構築にいないため、ナットレイが選出されやすいです。ニンフィアの「マジカルフレイム」やカビゴンの「炎のパンチ」で削って処理していきます。
アーマーガア
型が分かれば、処理しやすいが、型が分からなければ、ギャラドスで倒すルートをとるか、ゴチルゼルで処理するルートをとるか悩ましいところ。型を読み違えれば、詰まされることもあるので注意。
キリキザンに対してギャラドスを投げると、「負けん気」が発動してきつい。カビゴンなどで見ていきましょう。
ウォーグルに対してギャラドスを投げると、「負けん気」が発動してきつい。ドリュウズやニンフィアなどで絡めてみていきましょう。
後語り
サニゴーンを50位以内に連れていけて自分としては満足しています。僕は普段変わった構築でランクマに潜っているので、マッチングしたときはよろしくお願いします。
【8世代単体考察】滅び対面操作型サニゴーン~「滅び」で有利対面を作れ~
こんばんは
今回はサニゴーンの育成について考察していきたいと思います。
目次
前語り
悲愴感が漂うポケモン、サニゴーン。今回はこれについて考察していきたいと思います。ほかのポケモンと比べ、かなり鈍足で、「滅びのボディ」という特徴的な特性を持っています。これは「接触技を受けるとお互い滅びのカウントがスタートする」というものです。この特性を生かした対面操作サニゴーンを今回紹介したいと思います。
サニゴーンの種族値
種族値と特性を見て、どのように育成しようか相当悩みました。実は、シャンデラとサニゴーンの特攻とHP種族値が同じなのです。
サニゴーンを単純なアタッカーとして使ってしまうと、素早さが速く、耐久バランスも良いシャンデラの劣化になってしまいす。更には、シャンデラは「貰い火」や「すり抜け」と言った特性を持っているため、アタッカー型として向いています。
それでは、特性を生かした搦め手のサニゴーンを育成するためにはどうしたらいいのか…そこで、考えたのが「滅び対面操作」型サニゴーンです。これが現状、一番強いサニゴーンの型だと思っています。
サニゴーンの型
持ち物:気合いの襷
特性:滅びのボディ(接触技を受けると滅びのカウントがスタートする。)
性格:図太い(BアップAダウン)
技構成:シャドーボール/渦潮/滅びの歌/こらえる
渦潮で相手を束縛して滅びの歌もしくは滅びのボディを発動させて対面操作していくという技構成になっています。「滅び」が発動すると、だいたい相手は滅びのカウントが終了する1ターン前に交代することが多いので、積みエースを裏から投げて積みの起点にしていくという立ち回りをします(基本的に積みエースを投げる場合は、滅びのカウント終了時2ターン前。2ターン前→積みエースを投げる→1ターン前→相手は1体失うか交換するしかない。そのタイミングで積める)。
裏が受からない場合は、サニゴーンを切って、裏のエースに任せます。
高耐久のポケモン(ドヒドイデなど)であれば「渦潮」で束縛して「滅び」で持っていく事もできます。「こらえる」ことによって技を必ず一撃たえてくれます。接触技をメインにしているポケモン(アイアント、カビゴン、ウオノラゴン、ギャラドスなど)は接触技で滅びのカウントが発動しないようダイマックスを切ってくる人が多く、「こらえる」と併せることによって相手のダイマックスターンを枯らすことができます。当初は「こらえる」の枠を「まもる」で使ってたんですが、「まもる」だとダイマックス技が貫通して、そのままサニゴーンが落とされてしまうという事態が発生したため、「こらえる」を採用することにしました。
性格を「図太い」にしている理由としては、「滅びのボディ」が発動するのは、接触技だけで、そのほとんどが物理技であるからです。ラスいち対面、相手を「滅び」で処理する場合は「呑気(BアップSダウン)」もありかもしれません。ラスいちで「滅びのカウント」がスタートすると、素早さが速いポケモンの方から倒れていき、素早さの遅いポケモンが勝ちになるからです。
サニゴーンの取り巻きとしては、裏にギャラドスなどの積みエースを置いておくと、全抜きさえもできることがありました。
サニゴーンの天敵
※「天敵度」とは「どんだけサニゴーンで相手するのかが嫌かを度合いであらわしたもの」です。☆が多ければ、ものすごい嫌だということを示しています。3段階で評価してます。
天敵度☆☆☆
バンギラス:サニゴーンとのタイプ相性は最悪で特性「砂嵐」で襷が削られる
ギガイアス:サニゴーンとの相性は凄い最悪ではないんだけれども特性「砂嵐」で襷が
げずられるので厄介。
サザンドラ:サニゴーンとのタイプ相性は最悪で、サザンドラ自体、メインウェポンが
非接触技なので、「滅び」が発動しない。「悪の波動」で怯まされることも
天敵度☆☆
パルシェン:ウェポンが連続技なので、襷が貫通してしまう。また、パルシェンの使ってくる技が非接触であることが多く、滅びが発動しない。
トゲキッス:怯ませてくる。メインウェポンが非接触なので滅びが発動しない。
オーロンゲ:挑発を撃ってきたり、何かと仕事されてしまう。
天敵度☆
アーマガア:型次第ではサニゴーンを選出してもいいが、挑発持ちは少しきつい。
全体的に「あく」タイプのポケモン、特性「砂嵐」、「挑発」持ちのポケモンが苦手で
すね。
後語り
サニゴーンを扱うのは難しいですが、慣れれば対面操作したり「滅び」による嵌め性能もあります。一度使ってみてはどうでしょうか。
【USUM S17 最高2022】狂喜乱舞!!素早さ最強コントロール~Dance Like A Dragon~
こんばんは!!トッポです
最高レート2022
目次
前語り
一般的に「ビビヨンの劣化」と呼ばれるバタフリーですが、今回の剣盾で内定を果たしたみたいなので、それを軸に構築を組みました。見方を変えれば、バタフリーは「ビビヨン」よりも害悪でした。バタフリー一匹で相手のパーティを滅茶苦茶にするほどでした。僕は、8世代(剣盾)でその害悪っぷりが猛威を振るうのではないかと考えています(笑)しかもダイマックス??するらしいですし!(^^)!
構築経緯
バタフリーを軸に構築を組みました。バタフリーで眠り粉を撃ち、身代わりを張り、蝶の舞いで嵌めていくという戦術を取りたいんですが、ビビヨンと比べて素早さ種族値(バタフリーの素早さ種族値70)が低すぎる。そこで、「ねばねばネット展開でSを下げてからのバタフリーで嵌めれるのでは??」と思いステロも撒けるツボツボを採用。ツボツボのねばねばネットによる上からの制圧力が高い積みエースのカミツルギやポリゴンZを採用。またステロとも相性がいいメガギャラドスを採用。技範囲が広く、S操作もでき、挑発持ちのカプレヒレなどに圧力をかけれるメガゲンガーを採用してパーティが完成した。
パーティーコンセプト
・ツボツボでステロやねばねばネットを撒き、ギャラドスやカミツルギ、ポリゴンZ、バタフリーで抜いていく。
・ゲンガーでS操作をしつつ、裏のポリゴンZやバタフリーで抜いていく。
→基本的に初手ゲンガーかツボツボが多いです。
個体紹介
バタフリー@食べ残し
特性:複眼
性格:臆病
努力値:H204 C52 S252
H:食べ残し回復最大効率(16n+1調整)
C:残り
実数値:161-X-70-117-100-134
エアスラッシュ/身代わり/眠り粉/蝶の舞い
本構築の軸ポケモン。
メインウェポンの「エアスラッシュ」は確定で、「眠り粉」「身代わり」「蝶の舞い」で嵌めていく戦術は最強。
ツボツボの「ねばねばネット」と相性が良く、相手のポケモンのSを下げれば、上から「眠り粉」を撃ち嵌めることができる。
ビビヨンと違いエアスラッシュを採用しているため、威力は低いが、怯ませてワンチャン作ることが可能。「混乱して自傷する」確率よりも単に「怯む」確率の方が高い。
努力値に関しては、食べ残し回復最大効率を考えて「16n+1調整」にしてますが、HPの実数値は「145」ではなく「161」にしています。その理由としては、「身代わり」をできるだけ多く張れるようにするためです。
「ん??待てよ??ビビヨンも同じことができるんじゃないの??」と思った方がいるかもしれないが、その違いに関しては後述します。
バタフリーの素早さ種族値は「70」であるため、1蝶舞いすれば、ぎりぎり130族を抜かすことができます。
嵌まれば強く、バタフリー一匹で相手のパーティを壊滅状態に追いやったこともある。
基本的に「カプ・レヒレ」「カプ・コケコ」「ナットレイ」入りには選出しない。
基本的に「クチート軸」や「ガルーラ軸」、場合によっては「ゲンガー軸」に対して選出していった。
ただし、ガルーラで嵌める際は、「岩石封じ」や「岩雪崩」にご注意を!!
ギャラドス@メガ石
特性:威嚇 → 型破り
性格:陽気
努力値:H4 A252 S252
実数値:メガ前 → 171-177-99-7X-120-146
メガ後 → 171-207-129-X-150-146
滝登り/地震/氷の牙/竜の舞い
積みエース枠。
ごく一般的なギャラドスです。最速にすることによって、1竜舞いすれば、130族を抜かすことができました。
メインウェポンの「滝登り」は確定で、それと相性の良い「地震」を採用。ボーマンダやガブリアスなどの氷4倍弱点に撃つ「氷の牙」を採用。積み技の「竜の舞い」を採用した。
ツボツボで起点を作らなくても、こいつが竜の舞いをすれば、止まらないことも多々あった。
ツボツボ@レッドカード
特性:頑丈
性格:慎重
努力値:H252 B4 D252
実数値:127-30-251-X-310-25
起点作成要員。
相手の素早さを下げて裏に繋げていくために「岩石封じ」や「ねばねばネット」を採用。襷をつぶしたり、裏の積みエースの攻撃圏内に入れるために「ステルスロック」を採用。起点回避のため「アンコール」を採用した。
起点作成のため、選出率が非常に高く、裏のエースの引き立て役として頑張ってもらった。展開できれば、裏のポケモンで全抜きできるが、戦術としては、非常に読まれやすいため、初手に挑発を撃たれて仕事ができない部分もあった。
持ち物は相手の展開阻止のための「レッドカード」です。ただし、このレッカはギャンブル要素のあるアイテムでもあり、レッカが発動して、ミミッキュなどが出てきた場合、積みの起点にされてしまう恐れがある。アンコールで相手の技を固定することが出きるが、Z技には適用されない。そのため、ミミッキュに剣の舞いの状態でアンコールしてZ技を使われてしまうとゲームセットになってしまう可能性があるので注意してください。
ゲンガー@メガ石
特性:呪われボディ → かげふみ
性格:臆病
努力値:H4 C252 S252
実数値:メガ前 → 136-X-80-182-95-178
メガ後 → 136-X-100-222-115-200
ヘドロ爆弾/シャドーボール/気合い玉/凍える風
メインウェポンの「ヘドロ爆弾」「シャドーボール」は確定で、ノーマルタイプや鋼タイプに打点を持てるようにするため、「気合い玉」を採用。「凍える風」でSを下げて裏のポケモンに繋げていく。
技範囲が広いため、ステロを撒けば、幅広いポケモンに対応できます。呼びやすいメタグロスなどにも刺さりが良かったです。
ポリゴンZ@ノーマルZ
特性:適応力
性格:臆病
努力値:H68 B252 C60 D4 S124
H:呪い意識で4n+1調整
C:C↑でステロ込みで基本的にミミッキュを落とすことができる。
S:テクスチャー後の135族(メガミミロップ、メガライボルト)抜き調整
実数値:169-X-122-163-96-138
10万ボルト/冷凍ビーム/自己再生/テクスチャー
BSベースのポリゴンZです。
調整はこちらを参考にさせていただきました。
https://yuki-rotom.hatenablog.com/entry/20170921/1505998613
テクスチャーZ前提のポリゴンZであるため、「10万ボルト」は確定で、その補完として相性が良い「冷凍ビーム」を採用。また、「自己再生」でHPを確保していく。
防御にがっつり振っているため、ミミッキュに対しても強く出ていける。最速にしている理由としては、「スカーフドラン」などの90族以下のスカーフ持ちに対しても強く出るためです。
テクスチャーZで積めば、全抜きできることもよくあり、優秀な子でした。
ちなみにテクスチャーZで電気タイプになりますので、タイプや技配置を間違えないように。
ツボツボのねばねばネットと相性が良く、上からテクスチャーZが撃てれば、ダメージを軽減しつつ、相手を突破することができる。
カミツルギ@アクZ
特性:ブーストビースト
性格:陽気
努力値:H4 A252 S252
実数値:135-233-151-X-51-177
リーフブレード/聖なる剣/辻斬り/剣の舞い
メインウェポンの「リーフブレード」は確定で、鋼やノーマルタイプに打点を持てる「聖なる剣」を採用。ギルガルドやメタグロス、クレセリアに打点を持つため「辻斬り」を採用してアクZを持ち物として持たせた。
ツボツボの「ねばねばネット」と相性が良く、相手のポケモンのSを下げつつ、カミツルギの上からの制圧力は半端なかった。、ブーストビーストによりAが上がるため、一匹倒せば、どんどんAが上がっていき、全抜きしていった。
構築の要点
ビビヨンとバタフリーの違いに関して
【差別化1~メインウェポンとその追加効果、威力、命中率について~】
ビビヨンの技は「暴風」ですが、バタフリーは「エアスラッシュ」です。
それぞれの追加効果は「混乱する」か「怯む」かの違いです。眠り粉で眠らせて、相手が起きるターンに「混乱して尚且つ自傷して」動けなくなる確率と「怯んで」動けない確率だと「怯んで」動けない確率の方が高いのです。起きるターンに「怯めば」、相手は動けなくなるので、眠り粉で眠らせて更に嵌めることが可能になります。この部分が、ビビヨンよりも害悪と呼ばれる理由です。
また、「暴風」と比べて「エアスラ」の方が命中率が高いので、相手の「回避率」が上がったり、自分の「命中率」が低下しない限り、100%でエアスラを当ててくれる。
しかしながら、暴風の威力は「110」、エアスラッシュの威力は「75」なので、この点に関しては、ビビヨンの方が役割遂行速度が速いのです。バタフリーが6舞いしても砂込みのバンギラスを確定2発とることができません。
【差別化2~特防の違い~】
この種族値を見てもらうと、「バタフリー」の特防種族値の方が高いです。これによって、本来ビビヨンでは耐えることができないメガゲンガーのヘドロ爆弾をバタフリーでは耐えることができ、特殊アタッカーを前に強引に舞うことができます。また、2舞すれば、特攻に振っていない「どくまもガルド」のシャドーボールでは乱数で身代わりを壊すことができません。3舞いすれば、まず身代わりを壊すことができません。ただ、ビビヨンやバタフリー共に「防御」は低いので、メガメタグロスやメガッハサム等の先制技で致命的なダメージを負ってしまいます。
ツボツボやゲンガーでSを下げ起点にしていく事が重要
この構築は、初手ツボツボかゲンガーが多いです。起点作成に失敗すると、そのまま、ずるずるとパーティが崩壊されかねないので注意しましょう。取り巻きは中速アタッカーなので、ねばねばネットなどでS操作ができてないと負けに直結する可能性もあるので気を付けてください。
「ねばネット」か「ステロ」のどちらを先に撒くか
「ゲッコウガ」「アーゴヨン」「ゲンガー」「カプ・コケコ」など
→ カミツルギやポリゴンZ、バタフリーで詰めていけると考えて先にねばねばネットを展開
→ カミツルギやポリゴンZ、ギャラドスなどで詰めていけると考えて先にステロを展開
→ケースバイケースだが、先にねばねばネットを展開していきたい。あわよくば、ステロも撒いていきたい。ねばねばネットとステロの両方を撒けたら勝利目前。
立ち回り方
ガル・ランド
ツボツボで展開してバタフリーで嵌めたり、カミツルギやギャラドスで抜いていく。
カバ・マンダ・ガルド
基本選出:ツボツボ+ゲンガー+ポリゴンZ
ツボツボで展開してゲンガーで一貫を作ったり、積める隙を見てポリゴンZで積んでいく。
受けループ
ツボツボで展開して、バタフリーで嵌めたり、カミツルギで抜いていく。
レヒレ・ヒトム・グロス
ツボツボで展開してカミツルギやギャラドスで抜いたり、ゲンガーで一貫を作っていく。
ポリ・グライ・ドヒドイデ
ツボツボで展開してポリゴンZやカミツルギで抜いたり、ゲンガーやバタフリーで嵌めていく。
苦手なポケモン
フェアリータイプのポケモンがいないので、Z技を透かせない。
ジャラランガZのタイミングでツボツボのレッカを発動させて退場させる。
先にこっちが展開して、ジャラランガを上から殴る
最強技「キノコの胞子」を無効にするポケモンがカミツルギしかおらず、そのカミツルギもマッハパンチで確定2発とられてしまう。襷を潰すことを優先させよう。
後語り
剣盾で内定が確定しているバタフリーを2000に連れていけて良かったです。これで心置きなく8世代に打ち込めそうです。
【USUM S17 最高2033】蝶のように舞い、蜂のように刺す~Float Like A Butterfly, Sting Like A Bee~
こんばんは!!トッポです
目次
前語り
今回は、珍しい模様のビビヨンを手に入れることができたので、そのビビヨンを軸に構築を組みました。ビビヨンには全部で20種類の模様があり、地域によってその模様は異なるそうです。日本では「雅模様」のビビヨンを入手することができるのですが、僕はそのような模様が好きではありませんでした。そのため、今回は、ブラジルやペルー等で入手できる「サバンナ模様」のビビヨンでレート対戦に挑みました(僕の好きな模様の一つです)。
構築経緯
ビビヨンを軸に構築を組んでいきました。まず、起点づくりに最適なガブリアスを採用。そして、ビビヨンで見るのが難しいメガメタグロスやナットレイ、ハッサム、ミミロップを見るためにメガバシャーモを採用しました。メガガルーラなどの物理受け兼、ビビヨンで見ることが難しいカプ・コケコを起点にするためにゴツメ瞑想クレセリアを採用。ビビヨンで見るのが難しいカプ・レヒレやバンギラスの攻撃を受ける兼、相手のナットレイを起点にするために鈍いナットレイを採用。ビビヨンを嫌って特性「防塵」のジャラランガやバルジーナを選出してくることが多かったので、カプ・レヒレを採用してパーティが完成した。
パーティコンセプト
・ステロや岩石封じで起点を作って、ビビヨンで嵌めていく
・ステロを撒いて、最後にバシャーモやナットレイ、クレセリアで詰めていく
・ステロを絡めて、ナットレイとカプ・レヒレでサイクルを回しつつ相手のポケモンを疲弊させ詰めていく。
→結果、ガブリアスがどれだけ起点に徹することができるかが重要。
個体紹介
ビビヨン@食べ残し
特性:複眼
性格:臆病
努力値:H44 C212 S252
H:食べ残し回復最大効率(16n+1調整)
C:余り
実数値:161(44)-X-70-137(212)-70-155(252)
暴風/眠り粉/蝶の舞い/身代わり
今回の主役
GTSで厳選した子。
メインウェポンの「暴風」は確定で、「眠り粉」から「身代わり」「蝶の舞い」で嵌めていく戦術は脅威的。しっかり起点を作ってやれば、3タテすることも珍しくなかった。眠り粉を無効にする「ナットレイ」やフィールドにより眠りを無効にする「カプ・コケコ」「カプ・レヒレ」、強力な先制技を持つ「メガハッサム」「メガメタグロス」などを呼びやすいので、それは裏のポケモンでケアしていく。「ゲコミミガッサ」「リザミミガッサ」と言った並びは、ガブリアスでちゃんと起点作れば、ビビヨンが暴れ回った。ちなみに、ギルガルドでビビヨンを見ようとする人が何人かいたけど、剣舞非採用のギルガルドはビビヨンの起点です。また、「受けループ」はビビヨンのエサです。
ちなみに、嵌めれば強いが、嵌まらなければ腐ってしまうので選出率はそんなに高くないです。
このポケモンを使ってて、一番驚いたのは、みんな独自の催眠対策を施しているところでした。例えば、「防塵ゴーグル」ドヒドイデやテッカグヤ、「ラムの実」ボルトロスやカバルドンなどに遭遇しています。
ハイパーボイスマンダはやめて!!!
バシャーモ@メガ石
特性:加速
性格:陽気
努力値:H4 A252 S252
実数値:メガ前・・・156(4)-172(252)-90-X-90-145(252)
メガ後・・・156(4)-212(252)-100-X-100-167(252)
フレアドライブ/飛び膝蹴り/雷パンチ/守る
エース枠
メインウェポンの「フレアドライブ」「飛び膝蹴り」は確定で、「カプ・レヒレ」に撃つ「雷パンチ」を採用。特性「加速」で素早さを上げるために「守る」を採用。ガブリアスの「ステルスロック」で相手のHPを削って最後にバシャーモの一貫を作って詰めていくバトルフィニッシャー。性格を「陽気」にしている理由として、1加速で「スカーフテテフ」や「スカーフランド」の上を取るため。「ミミロップ軸」「ガルーラ軸」「リザグロス軸」「ゲンガー軸」に対して基本的に選出していた。
ナットレイ@イアの実
特性:鉄の棘
性格:呑気
努力値:H252 A28 B124 D100
実数値:181(252)-118(28)-183(124)-X-149(100)-22
H:ミミッキュの2段階上昇シャドークローを確定で耐えて木の実が発動する
B:キノガッサのマッハパンチ確3、メガバンギの炎パン、確定耐え
D:カプ・テテフのサイキネを確3、眼鏡テテフは確2
A:余り
ジャイロボール/叩き落とす/のろい/やどりきの種
メインウェポンの「ジャイロボール」は確定で、この構築で若干きついギルガルドに打点を持つために「叩き落とす」を採用。有理対面で「鈍い」を積んだり、「やどりきの種」で回復したりする。
このナットレイは、なんと草タイプの攻撃技を採用していなくて、代わりに「叩き落とす」を採用しています。その理由として、「ギルガルドに打点を持つため」、「鈍いナットレイミラーを制するため」「持ち物を叩き落として有利に立ち回るため」です。催眠対策のため「防塵ゴーグル」や「ラムの実」を持たせていることが多く、それを叩き落としてビビヨンが有利に立ち回れるようにします。
ビビヨンでは相手するのが難しい「カプ・レヒレ」「カプ・コケコ」「ナットレイ」を見るために採用。
ただし、メガギャラドスに打点を持てないので注意。
ガブリアス@気合いの襷
特性:鮫肌
性格:陽気
努力値:H4 A252 S252
実数値:184(4)-182(252)-115-X-105-169(252)
起点役
メインウェポンの「地震」は確定で、Sを下げてビビヨンの起点にするために「岩石封じ」を採用。起点を作るために「ステルスロック」、起点化回避のため「吠える」を採用した。
ほとんどの試合で選出して起点づくりに徹してもらい、後続のポケモンに繋げた。激戦区の100族を抜けるという絶妙な素早さラインを持ち合わせており、起点が作りやすかった。また、ビビヨンを非常に警戒しているのか、相手は「カプ・コケコ」を初手に選出することが多かったため、ガブリアスが有利に立ち回れた。
ほとんどの試合で起点に徹してもらったので、圧倒的に選出率が高かったです。
カプ・レヒレ@ミズZ
特性:ミストメイカー
性格:控えめ
努力値:H228 C252 S28
H:残り
C:ぶっぱ、火力を求めるため
S:S↓の最速ミミッキュの上を取れる。
実数値:174(228)-X-135-161(252)-150-109(28)
本構築のアイドル枠
メインウェポンの「ハイドロポンプ」「ムーンフォース」は確定で、「竜舞」などのS上昇積み技の起点にならないように「凍える風」を採用。後続のビビヨンの起点に最適。また、「凍える風」はミミッキュの化けの皮を剥がしつつ、上からミズZで畳みかけることができる。ポリゴン2やクレセリア、ギルガルドなどのポケモンを起点にするために「瞑想」を採用した。
ビビヨンとシナジーが悪いように見えるが、ビビヨンは「身代わり」を採用しているため、フィールドを強引に枯らすことができる。ビビヨンでは相手するのが難しい特性「防塵」のジャラランガやバルジーナの相手をしてもらっている。
クレセリア@ゴツゴツメット
特性:浮遊
性格:図太い
努力値:H252 B252 D4
実数値:444(252)-X-372(252)-186-297(4)-206
サイコショック/冷凍ビーム/瞑想/月の光
物理受け&積みエース
メインウェポンの「サイコショック」は確定で氷4倍に打点を持つために「冷凍ビーム」を採用。「カプ・コケコ」や「メガメタグロス」を起点にするために「瞑想」、回復技に「月の光」を採用した。瞑想の積み合いでは「サイコショック」を採用しているため、有利に立ち回れる。ギルガルドやバンギラスに打点を持てないので、ギルガルド・バンギラス入りの構築には選出を控えるようにしていた。
構築の要点
ビビヨンで嵌めれる構築かどうかを見極める
ビビヨンと言うポケモンは、耐久がないし、素早さも中途半端だし、ステロのダメージが半分も入ってしまうため、先制技ですぐに縛られたりしてしまいます。そのため、選出したら、しっかりと起点を作ってやらないと腐ってしまいます。また、7世代で「カプ・コケコ」「カプ・レヒレ」の登場により、眠らせることが難しくなってきます。
「カプ・レヒレ」に関しては、フィールドにより眠らせることができないが、「カプ・コケコ」ほど嫌ではなく、強引に押し通せるため、相手に構築によっては選出しても良い。
「とりあえず、ビビヨンを選出して嵌めれば勝てる」という思考では厳しい環境にあります。
草タイプの攻撃技を採用しないナットレイ
今回の採用しているナットレイは草タイプの攻撃技を採用していません。なぜなら、パーティで呼びやすいギルガルドやボルトロス、サンダーに対して「叩き落とす」を撃ちたいからです。そうすることによって、そのポケモンが持っている持ち物を叩いて立ち回りやすくなります。中には、催眠対策のため、「防塵ゴーグル」や「ラムの実」を持たせてるポケモンもいて、それらを叩き落とせばビビヨンの起点をさらに作りやすくなります。過去に「防塵ゴーグル」を持った「ドヒドイデ」や「サンダー」「テッカグヤ」「カプ・テテフ」などに遭遇しています。また、鈍いナットレイミラーを制するために「叩き落とす」を採用しています。ただし、雨パのラグラージやメガギャラドスに打点を持てなくなるのは内緒♡
瞑想を採用しているクレセリア
「カプ・コケコ」「挑発を採用していないカプ・レヒレ」「メガメタグロス」「アーゴヨン」などを起点にできます。
また、「サイコショック」を採用しているため、瞑想の積み合いでは、こちらの方が有利です。ビビヨンで見ることが難しい相手を起点にできます。
立ち回り方
リザ・グロス
ガブリアスで起点を作り、ナットレイやビビヨン、バシャーモで詰めていく。ガブリアスは襷であるため、裏にリザードンやキノガッサがいる可能性を考慮して、ステロを撒くことを優先する。裏にリザードン、キノガッサがいないことが分かった場合は、削りを優先させる。取り巻き次第でビビヨンの選出も一考。
ゲコ・ミミ・ガッサ&リザ・ミミ・ガッサ
ガブリアスで起点を作っていく。初手にゲッコウガが来た場合は「岩石封じ」でSを下げることを優先させる。初手にキノガッサが来た場合は、襷をつぶすことを優先させる。そして、最後、ビビヨンで嵌めたり、バシャーモやナットレイで詰めていくルートを取っていく。ただし、構築に「カプ・レヒレ」が入ってたら注意。ナットレイ等でレヒレのHPを削ってバシャーモの攻撃圏内に入れることを最優先にする。
カバ・マンダ・ガルド
初手ガブリアスでステロを撒いて起点を作っていく。カバマンダはカプレヒレで一貫するので通しやすい。ギルガルドとカプ・レヒレが対面した場合は、瞑想で起点にしていく。また、相手は、マンダを通してくる可能性が高いので、鈍いナットレイで詰めていくルートを取る。特殊・両刀マンダは知りません。
ヤミ・ヌケ
ビビヨンで嵌めれば、勝てる。カプ・レヒレを入れてるのは、ヤミヌケに入っているゲッコウガのミズZを受けるため。@1は、ヤミ・ヌケの取り巻き次第で選出を決めていく。メガヤミラミは特性がマジックミラーで変化技を跳ね返してくるので、安易にステロを撒けない。また、ビビヨンに必ず毒が入らないように立ち回ってください(火傷程度ならまだ戦えます)。毒が入った瞬間、降参ボタンを押してください。勝てません。
ロップ・カグヤ(ミミロップ軸)
基本選出:ガブリアス+バシャーモ+クレセリアorカプ・レヒレorナットレイ
ロップ軸はバシャーモが非常に通しやすい。バシャーモで一貫を作ればeasy winできる。取り巻きによって@1の選出を変えていく。アーゴヨンがいる場合は、クレセリアの選出を視野に入れていこう。カプ・レヒレがいる場合はナットレイの選出も考えてみる。取りあえず、ロップ軸の取り巻きで多いアーゴヨンやカプ・レヒレさえなんとか削っていけば高い確率で勝てます。
基本選出:ガブリアス+バシャーモ+ビビヨンorナットレイorクレセリア
ガブリアスで起点を作り、バシャーモの一貫を作っていく。取り巻き次第でナットレイやクレセリアなどを選出していく。どこかでクレセリアの起点にしてしまえば、ゲンガーを後投げされても怖くない。
基本選出:ガブリアス+バシャーモ+ナットレイorビビヨンorカプレヒレ
ガブリアスで起点を作り、バシャーモの一貫を作っていく。取り巻き次第で@1の選出を変えていく。カプ・レヒレや激流ゲッコウガ、ミミッキュがいた場合はナットレイを選出する。激流ゲッコウガを重く見るならカプ・レヒレ、ナットレイを選出していく。
苦手な構築
マンダナットドラン
並びがきつい。ドランさえ倒せたら、鈍いナットレイで詰めていけます。もしくは、ナットレイさえ倒せたら、カプ・レヒレが立ち回りやすくなります。なので、ステロやドランバック読みの宿り木などで、じわじわとドランかナットレイを削っていく他ありません。また、この選出だと両刀マンダがきついので、これもステロなどでじわじわと削っていきましょう。かなりきついです。
マンマンガルド
構築でマンムーがきつい。マンムーさえ倒したら、カプ・レヒレが通しやすくなる。
構築でアーゴヨンとメガギャラドスがきつい。アーゴヨンは、瞑想クレセリアで突破していく。また、クレセリアとハッサム対面は起点にされないように即交換。ナットレイはギャラに役割を持てないような技構成なので、カプ・レヒレなどで牽制していく。
後語り
ビビヨンは一般的に「害悪ポケモン」と呼ばれる部類のなのですが、嵌めれる構築は意外と限られています。7世代において、「カプ・コケコ」や「カプ・レヒレ」、「防塵ゴーグル」というアイテムの登場により、ビビヨンが選出しにくい環境にありました。
それでも、2000達成できたので、ラストシーズン(S17)を終えたら、心置きなく8世代できそうです(≧▽≦)
イノムーの単体考察記事~昆布戦法の元祖~
こんにちは!!トッポです!!
【目次】
前語り
2019年は亥年(いどし)になります。つまり、今年の干支は「いのしし」です。
ということで、今日、紹介するのはイノムーです。
見てください!!このイノムーの愛らしい目を!!
写真は、僕のイノムーにポケリフレして喜んでいるところです。目が小さくて可愛すぎます!!
何で、マンムーに進化するとあんな顔になるのか…
とはしゃぎ過ぎたところで、本題に入っていきたいと思います。イノムーは、マンムーの進化前なのですが、実は実戦でも使うことができます。もちろん、マンムーの進化前なので、持ち物は「しんかのきせき」になります。きせきイノムーは「昆布戦法」を得意とします。では、「昆布戦法」とは・・・
昆布戦法とは・・・
ポケモンの対戦において、「昆布戦法」という言葉を聞いたことがあるでしょうか??
「昆布戦法」とは、「まきびし」や「ステルスロック」などの交代する度にダメージを与える設置技を撒いた上で、「吠える」や「吹き飛ばし」を使用して固定ダメージを与える戦法になります。固定ダメージを与えて、襷などをつぶし、裏のエースポケモンにつなげていくというような展開になります。この戦い方って「イノムー」じゃなくても、「エアームド」や「カバルドン」でもできるんじゃないの??という人もいると思うので、比較していきたいと思います。
昆布戦法が使えるポケモンたち
カバルドン
今や、トップメタに君臨しているポケモン。物理耐久は優れており、特殊耐久も悪くはない。環境にいる「ステルスロック」を撒くカバルドンは「地震」しか攻撃技を持ち合わせていない事が多く、飛んでいるポケモンに対しては言うほど打点がない。なお、先制技は覚えない。
物理耐久指数:40205
特殊耐久指数:29240
エアームド
こちらも、環境でよく見るポケモン。カビゴンやラッキー、バンギラスなどと組ませられることが多い。物理耐久は高いが、特殊耐久は低い。先制技は覚えない
最大物理耐久指数:36292
最大特殊耐久指数:23048
マンムー
イノムーの進化前。イノムーと同じことはできるが、耐久はない。その分、気合いの襷などの持ち物を自由に持たせることはできる。
最大物理耐久指数:31465
最大特殊耐久指数 :26691
きせきイノムー
「しんかのきせき」を持たせることにより、進化後のマンムーよりも格段に耐久力が上がる。先制技「氷の礫」が使えることが魅力的。また、環境で流行っているランドロスやグライオン、ボーマンダなどの氷4倍弱点ポケモンを圧倒できる。
最大物理耐久指数:44919
最大特殊耐久指数:38088
こうしてみると、きせきイノムーが圧倒的に耐久が高いことが分かると思います。
また、イノムーは他の昆布戦法を使えるポケモンの中で先制技を覚えるので、有効的に活用できます。
※「最大物理耐久指数」と「最大特殊耐久指数」はそれぞれ「性格補正ありのHBぶっぱ」と「性格補正ありのHDぶっぱ」のときの指数を表記しています。計算式は「HPの実数値×B(D)の実数値」で求めています。
イノムーのおすすめ育成論
※特性は「厚い脂肪」か「鈍感」のどちらかを選択。
厚い脂肪・・・氷と炎を半減にする。本来、弱点であるはずの炎を半減にできるのは大きい。
鈍感・・・「挑発」を受けない。
技
ステルスロック・・・優秀な設置技。昆布戦法の要。
吠える・・・強制的に交代させてステロダメージで削っていきます。そのため、積みの起点にはできません。
氷の礫・・・優秀な先制技。4倍弱点ポケモンに刺さる
地震・・・タイプ一致で範囲の広い技。
持ち物
しんかのきせき一択
立ち回り
ステルスロックを撒いて吠えていきます。得意な相手(ランドロスやガブリアスなど)は、ステロを撒くより先に「氷の礫」で削りを優先させた方が良いです。そして、裏のエースポケモンで全抜きを狙っていくのが一般的な立ち回りです。
カプ・コケコやデンジュモクなどの電気タイプのポケモンの一貫を切れます。
イノムーの弱点
・挑発を撃たれたら厳しいです。「まもる」や「身代わり」は「吠える」貫通するので問題ないです。また、特性「鈍感」のイノムーであれば挑発を無効にできる。
・特性「防音」のポケモンがいたら、この戦術が通用しにくいです。「じゃあ、技を吠えるじゃなくて、吹き飛ばしにしたらええやん」となるけども、この子…吹き飛ばしを覚えないんだよ(´・ω・`)
後語り
どうでしたか。きせきイノムーはマンムーと比べて耐久があるため、マンムーよりもサポートに適しています。一回、皆さんもきせきイノムーを使ってみてはどうでしょうか。