こんばんは!!トッポです!!
最高順位45位
使用した構築内容
目次
前語り
今回は新ポケモンのサニゴーンが面白い特性を持っていたため、このポケモンを軸に構築を組んでいきました。サニゴーンの専用特性「滅びのボディ」…それは、「触れた相手を終焉(しゅうえん)へと誘(いざな)う特性」です。
単純なアタッカーとして育成はせずに、特性を生かせるような育成をしました。今回使ったサニゴーンの型が一番強いのではないかと思っています。
構築経緯
サニゴーンを使いたいと思い、サニゴーンを軸にするところからスタート。裏にエースポケモンとしてギャラドスやドリュウズ、カビゴン(トゲキッス受け)を採用。また、サニゴーン以外にも対面操作できるポケモンが欲しいと感じ、欠伸持ちのニンフィアを採用。これらの並びできついドヒドイデやトリトドン、ヌオー、アーマーガアを縛るためにゴチルゼルを採用した。※型によってはアーマーガアをみることができない。
コンセプト
・基本的にサニゴーンやニンフィアで対面操作してカビゴンやギャラドス、ドリュウズ、ゴチルゼルで詰めていく
個体紹介
サニゴーン@気合いの襷
特性:滅びのボディ(接触技を受けるとお互い滅びのカウントがスタートする)
性格:図太い(BアップAダウン)
努力値:H252 B252 D4
実数値:167-x-112-165-151-50
ダイマックスした頻度:6位
シャドーボール/渦潮/滅びの歌/こらえる
メインウェポンの「シャドーボール」は確定で、相手を縛って対面操作するために「渦潮」と「滅びの歌」を採用。「滅び」や「ダイマックス」のターン稼ぎするために「こらえる」を採用。「こらえる」は必ずHP1耐えてくれる。この枠は当初「まもる」を採用していたのだが、ダイマックス技は「まもる」を貫通してサニゴーンを倒してくるので、「こらえる」に変更した。何度も言いますが、例えダイマックス技を撃ってこられても、「こらえる」だと必ずHP1耐えてくれます。
サニゴーンの専用特性「滅びのボディ」は「触れるとお互い滅びのカウントがスタートする」というもので、接触技をメインとしているポケモンは、「渦潮」と併せることで、対面操作することができる。相手も相手でサニゴーンに触れたくないのか、ダイマックスを切ってくれる場合が多く、「こらえる」と併せると、ダイマックスターンを消費させることができます。サニゴーンは特殊耐久は高いのだが、物理耐久は非常に低いため、物理技を耐えることが少ない。そのため、「気合いの襷」を持たせて物理技は1回は耐えるようにしてある。
性格も「図太い」にして、物理技を受けても少しでも多くのHPを確保できるようにしてある。
基本的な立ち回りとして渦潮で相手を束縛して滅びの歌もしくは滅びのボディを発動させて対面操作していきます。「滅び」が発動すると、だいたい相手は滅びのカウントが終了する1ターン前に交代することが多いので、積みエースを裏から投げます。基本的に滅びのカウント終了時2ターン前に積みエースを投げます。2ターン前→積みエースを投げる→1ターン前→相手は1体失うか交換するしかない。そのタイミングで積むことが可能です。必ずしも相手は1ターン前に引くわけではなく、対面操作を嫌って早めに引く人もいます。どのタイミングで裏の積みエースに引くかはプレイヤーの腕の見せ所です。
また、裏が受からない場合は、サニゴーンを切って裏のエースに託します。
サニゴーンはバンギラスやサザンドラ、ギガイアスの入っている構築には基本的に選出しません。
サニゴーンについて言いたいことはたくさんあるが、ここでは書ききれないので、以下のブログ記事も参考にしてみてください。
「サニゴーンとシャンデラの種族値が少し似ている」などについても触れています。
ゴチルゼル@食べ残し
特性:かげふみ(相手は交代できなくなる)
性格:図太い(BアップAダウン)
努力値:H252 B252 D4
実数値:177-x-161-115-131-85
ダイマックスした頻度:4位
サイコキネシス/10万ボルト/瞑想/挑発
相手のサイクルを強制的にシャットアウトする枠
メインウェポンの「サイコキネシス」は確定で、一応アーマーガアも役割対象に入れているので「10万ボルト」を採用している。意外にも、この「10万ボルト」が役割対象外であるはずのギャラドスに刺さることもある。 そして積み技として「瞑想」、面倒なことをさせないため(毒毒や欠伸、回復技を封じるため)に「挑発」を採用した。
構築できつい「ドヒドイデ」や「アーマーガア」「トリトドン」「ヌオー」を特性「かげふみ」で縛って見てる。
尚、アーマーガアは型によっては見れないものもある。
ゴチルゼルは技範囲が意外と広いため、役割対象によって技構成をカスタマイズしてもよい。例えば、ヌオーやトリトドンに強く役割を持ちたいなら「エナジーボール」、アーマーガアに役割を強く持ちたいなら「10万ボルト」という具合に!(^^)!
今回は、環境に多すぎるアーマーガア対策の一つとして「10万ボルト」を採用している。
ギャラドスやカビゴン、ニンフィアを通しにくい相手をゴチルゼルで縛って、エースを通すという戦い方をしていく。
役割対象
※アーマーガアは型による。
ドリュウズ@拘りスカーフ
特性:型破り(相手の特性を無視する)
性格:意地っ張り(AアップCダウン)
努力値:H4 A252 S252
実数値:186-205-80-x-86-140
ダイマックスした頻度:3位
メインウェポンの「地震」「アイアンヘッド」は確定で、飛行タイプにも撃てるように「岩雪崩」を採用。最後のワンチャンを掴むために「角ドリル」を採用した。
一般的なスカーフドリュウズ。先発性能が高く、特性「型破り」により 、環境に多い浮遊持ちの「ロトム」や「サザンドラ」に安心して地震を撃つことができ、「ミミッキュ」に対しても「化けの皮」を貫通して殴ることができる。やはり、環境トップクラスに強かった。ダイマックスすることによって、「拘り」が解除されて技を打ち分けられる点も偉い。相手に詰まされても、ワンチャンの「角ドリル」で形勢を逆転させることもできる。
役割対象
ロトム系統(スカーフ持ちには注意)、ミミッキュ、マホイップ、ニンフィア、ジュラルドン、パッチラゴンなど
カビゴン@突撃チョッキ
特性:厚い脂肪(炎技と氷技を半減にする)
性格:意地っ張り(AアップCダウン)
努力値:A252 B252 D4
実数値:235-178-117-x-131-50
ダイマックスした頻度:2位
のしかかり/ヘビーボンバー/炎のパンチ/氷のパンチ
メインウェポン「のしかかり」は確定で、フェアリーに打点を持てる「ヘビーボンバー」を採用。この「ヘビーボンバー」のダイマックス技「ダイスチル」はBを上げつつ、相手に攻撃することができるため、ダイマックスが切れても要塞と化す。構築単位で鋼が重いので「炎のパンチ」を採用。また、ドラゴンタイプにも打点が持てるよう「氷のパンチ」を採用したが、この枠は、選択技であり、状態異常対策の「空元気」やヌオーやトリトドンに打点が持てる「タネ爆弾」でもありだと思った。「タネ爆弾」のダイマックス技「ダイソウゲン」でグラスフィールドを張り、自身が回復できるといった芸当も可能。
「捨て身タックル」ではなく、「のしかかり」を採用しているのは、麻痺を狙えたり、反動ダメージを受けないからである。
「ヘビーボンバー」の枠を「アイアンヘッド」で採用している人もいるが、個人的には「ヘビーボンバー」の方がしっくりきてる。ヘビーボンバー(重さ依存の技)はフェアリーポケモンに対して撃つことが多いのだが、そのフェアリーポケモンのほとんどが軽いため、最大威力の「120」で相手にダメージを与えることできる。確かにダイマックス相手には「ヘビーボンバー」は効果ない(重さ依存の技はダイマックスポケモンにダメージを与えられない)。しかし、ダイマックスしていない通常時のフェアリーポケモンに大ダメージ与えることを重点に置き、「ヘビーボンバー」を採用した。
特性は「厚い脂肪」を採用しているが、これは環境に少なからずいる「ヒヒダルマ」や「パルシェン」の氷技や「リザードン」の炎技を受けるためである。カビゴンには、「免疫」「食いしん坊」「厚い脂肪」という有用な特性が3つあるが、毒が飛び交ったりしない上に、木の実も弱体化してしまった現環境では、一番「厚い脂肪」が扱いやすいように感じた。
また、突撃チョッキを採用していると、余裕でトゲキッスの攻撃を受けることができる。ちなみに2段階上昇のキッス(控えめC特化)の「ダイジェット」はダイマックスカビゴンに乱数3発である。最速キッス(臆病C特化)であれば、Cが2段階上昇したところでダイマックスカビゴンに確定4発なのです。そのため、トゲキッスが蔓延している現環境においてカビゴンで受けて反撃することが可能です。
役割対象
トゲキッス、ロトム系統、パルシェン、ヒヒダルマ(馬鹿力には注意)、リザードン、サザンドラなど
ニンフィア@オボンの実
特性:フェアリースキン(自分が使うノーマル技がフェアリータイプになり威力が1.2倍になる)
性格:図太い(BアップAダウン)
努力値:H252 B252 D4
実数値:202-76-128-130-151-80
ダイマックスした頻度:5位
メインウェポンの「ハイパーボイス」は確定で、先制技の「電光石火」を採用。フェアリー技と補完の優れた炎技の「マジカルフレイム」を採用。相手を流しつつ対面操作できる「欠伸」を採用。この「欠伸」と言う技はダイマックスしてくるポケモンを流せて強い。そのため、環境では「ラムの実」持ちのポケモンも増えてしまった。
今作で新しく「マジカルフレイム」という炎技を習得したため大出世したポケモンで、フェアリー技と炎技の補完が優れている。
欠伸で対面操作して、裏の積みエース(主にギャラドス)で全抜きを狙うことができる。ただし、環境に「ラムの実」持ちが増えてしまったことには留意すべき点である。
役割対象
※いずれのポケモンも鋼技に注意。
ギャラドス@ラムの実
特性:威嚇(相手の攻撃を1段階下げる)
性格:意地っ張り(AアップCダウン)
努力値:H172 A252 S84
S:1上昇で100族抜き
A:ぶっぱ
H:残り(ステロが飛び交う環境ではないため、HPは偶数でも問題ないと感じた)
実数値:192-194-99-72-120-112
ダイマックスした頻度:1位
滝登り/飛び跳ねる/挑発/竜の舞い
一番ダイマックスさせた子。
メインウェポンの「滝登り」「飛び跳ねる」は確定で、積み技として「竜の舞い」、変化技を使ってくるポケモンに対して撃つ「挑発」を採用した。この「飛び跳ねる」という技は物凄い有用で2ターンかけて相手に攻撃するため、相手のダイマックスターンを枯らすことができる。
また、ダイジェットは自身のSを上げながら攻撃することができる。
当初は「挑発」の枠を「パワーウィップ」に変えていたのだが、「パワーウィップ」を撃つ相手がヌオーやトリトドン、ミロトぐらいしかいなくて、撃つ機会が少ないと感じ、「挑発」に変えました。
※ヌオーやトリトドンは「ゴチルゼル」で見れる。ミロトは、カビゴンやニンフィア等で削ってギャラドスの攻撃圏内に入れる。また、ヌオーやトリトドンはギャラドスのダイマックス技で押し切れる。
「挑発」を入れることによって、「アーマーガア」に変化技を撃たせないようにして、ギャラドスの起点にすることができる。
7世代では1竜舞で130族の「カプ・コケコ」や「メガゲンガー」を抜くことができるため、最速ギャラドスで育成している人が多かった。しかし、現環境ではそれらのポケモンを見ることがないので、1竜舞で100族のリザードン抜きまでS(素早さ)を振っている。
環境では「自信過剰」という特性が流行っているらしいが、個人的には「威嚇」が使いやすいと感じた。確かに「自信過剰」は「相手のポケモンを倒すごとにAが1段階上がる」ため、ダイマックスと相性が良く全抜きを狙いやすいが、ギャラドス自体物理耐久が低いため、物理技の攻撃を受けてしまうと意外と大きなダメージを食らってしまう。その点、「威嚇」だとギャラドスで攻撃を受ける際、低い物理耐久を少しでも補うことができ、そこからダイマックスを使うことによって切り返すことができる。また、特性「威嚇」で、相手のAを1段階下げて裏のポケモン(ドリュウズやカビゴンなど)に繋げていくというクッション的な働きもしてくれる。そのため、自分は「威嚇」を高く評価している。
ただし、「威嚇」の時のデメリットもあり、アーマーガアのアーマーミラーで威嚇が跳ね返されてしまったり、ウォーグルやキリキザンの持つ特性「負けん気」で相手のAを上昇させてしまう点があげられる。
※現環境ではギャラドスの特性は「威嚇」よりも「自信過剰」の方が扱いやすい気がします。
役割対象
立ち回り
ダイマックスバンギラスを一発で落とせる手段がなく、弱点保険が発動して切り返されてしまう場合が多い。ドリュウズとギャラドスを併せてバンギラスを処理していく。アーマーガアはゴチルゼルで処理していくが、余裕があれば、後投げしてくるアーマーガアに対してギャラドスで「挑発」を撃ち、起点にしていく。こちら側からアーマーガアに対してギャラドスを後投げしてしまうと「アーマーミラー」で「威嚇」を跳ね返されてしまって役割遂行速度が遅くなってしまうところに留意。アーマーガアは型によってはゴチルゼルで見るのが厳しい点にも留意。
例えば、タラプの実(特殊技を受けると特防が1段階上がる木の実)持ちアーマーガアやHDアーマーガアはゴチルゼルで見るのが難しい。
受けサイクル(ドヒドイデ+アーマーガアなど)
ドヒドイデをゴチルゼルで縛ったり、サニゴーンの渦潮で縛って対面操作していく。ただし、バンギラス入り受けサイクルにはサニゴーンは出しにくい。
ミミッキュ+ドラパルト
ニンフィアが基本的にドラパルトに対して強い。弱点保険型ドラパルトには注意。それで僕のニンフィアが倒されたことあるので(´・ω・`)
オーロンゲ+トゲキッス
トゲッキス入りには基本的にカビゴンを投げていく。チョッキカビゴンは余裕でトゲキッスのダイジェットが受かります。ケースバイケースですが基本的にカビゴンで詰めるルートを取ったら勝てます。弱点保険型キッスには注意で、弱点保険を発動させないように最初にダイアタックを撃ってから、畳みかけていきましょう。
苦手なポケモン
炎タイプのポケモンが構築にいないため、ナットレイが選出されやすいです。ニンフィアの「マジカルフレイム」やカビゴンの「炎のパンチ」で削って処理していきます。
アーマーガア
型が分かれば、処理しやすいが、型が分からなければ、ギャラドスで倒すルートをとるか、ゴチルゼルで処理するルートをとるか悩ましいところ。型を読み違えれば、詰まされることもあるので注意。
キリキザンに対してギャラドスを投げると、「負けん気」が発動してきつい。カビゴンなどで見ていきましょう。
ウォーグルに対してギャラドスを投げると、「負けん気」が発動してきつい。ドリュウズやニンフィアなどで絡めてみていきましょう。
後語り
サニゴーンを50位以内に連れていけて自分としては満足しています。僕は普段変わった構築でランクマに潜っているので、マッチングしたときはよろしくお願いします。