カプ・ブルルの単体考察~トッポが考えた最強ブルル??~
こんにちは!!トッポです!!
目次
前語り
まずカプ・ブルルの使用率を見てみましょう。
以下は、PGL15位以内のポケモンの使用率です。
やっぱり、相変わらず「ミミッキュ」は人気だなあ(*'ω'*)
カプ系で言えば、「カプ・レヒレ」「カプ・テテフ」「カプ・コケコ」の使用率が高いんだなあ(≧▽≦)
おっと、それよりも、お目当ての「カプ・ブルル」は…
ん…「ブルル」は??
ランキングに載ってないんだけど(笑)
そこで、実際に「ブルル」の使用率を探ってみました(´・ω・`)
すると、他のカプ系と差が開いて58位というデータがありました。(目安です)
そこで、ブルルは、何でこんなに不人気なカプ系になってしまったのか…
原因は特性「グラスメイカー」にあるものだと思われます。
「グラスメイカー」はフィールドを「グラスフィールド」に変えるもので、
・お互い「地震」「地ならし」「マグニチュード」の威力が半減になる
・お互い毎ターン回復する
・地面にいるポケモンの草技の威力が1.5倍になる
ここで、プレイヤーにとって、「地震」が半減になったり、敵を毎ターン回復させてしまうのはどうやら痛手のようで採用率を下げてしまっています。
更には、ブルルが採用されにくい大きな原因がもう一つあります。
以下は、ブルルの種族値になります。
「攻撃」の種族値が高いので、物理アタッカーとして育成するのが基本なのですが、
なんと、このブルルは自身がフェアリータイプであるにもかかわらず、物理のフェアリー技を覚えないのです。そのため、「ジャラランガに立ち向かえないフェアリータイプ」と揶揄されています。代わりに「マジカルシャイン」という特殊フェアリー技を覚えるのですが、特殊アタッカーとして育成するには、「特攻」が低すぎます。そのため、プレイヤーによっては、ジャラランガピンポイントで「マジカルシャイン」を採用したりもしています。ただ、悲しいことに、特攻に努力値をいくらか割かないと、ジャラランガを確1にすらできません。
カプ・ブルルはサイクル適正があり、グラスフィールドは取り巻きのポケモンをサポートしてくれる働きがあります。しかし、どうしてもグラスフィールドを張ってしまうと、地震が打ちづらくなってしまいます。すると、鋼タイプのポケモンが倒しづらくなるので、「大地の力」もしくは、炎技を覚えたポケモンを組み込んでおく必要があります。
カプ・ブルルの型紹介
お勧めの技は赤字で記しています。
アタッカー型
※グラスフィールド下の草技の火力はエグイ。
性格はほぼ「意地っ張り」確定。
技候補
ウッドハンマー・・・反動も食らうが、決定力を高めるために!!
ウッドホーン・・・ブルルでは必須技。相手にダメージを与えつつ自身も回復。
思念の頭突き・・・呼びやすい毒タイプに交代読みで撃っていく。
岩石封じ・・・飛んでいるポケモンに。補完に優れている。
自然の怒り・・・通りにくい相手に。
目覚めるパワー炎・・・カミツルギにピンポイントで撃つ。相手は度肝を抜かれるだろう。しかも、下降補正がかかっていても、ASカミツルギを確1.
挑発・・・S14で増えたカビゴンの変化技を牽制できる
宿り木の種・・・1ターンの回復量が、えげつないことになる
※ちなみに「ハチマキ」ブルルは個人的にあまりお勧めしません。なぜなら、ブルルの長所である撃ち分け性能を殺してしまうからです。実際に、上位の方では、ハチマキブルルは、まず見かけません。
持ち物候補
突撃チョッキ・・・他のカプ系の打ち合いに滅法強くなる。
木の実・・・物理アタッカーとの打ち合いに。
Zクリスタル・・・瞬発的な高火力を相手に押し付ける。
耐久型ブルル
※1ターンの回復量がエグイ。
性格は「意地っ張り」「慎重」
ウッドホーン・・・回復するために必要。
岩石封じ・・・補完に。また、素早さを落として、裏のエースポケモンにつなげる。
やどりきの種・・・回復ソース1。
光合成・・・回復ソース2
身代わり・・・やどみが戦法にどうぞ
挑発・・・変化技を嫌がるなら。
まもる・・・やどみがまも戦法にどうぞ。
どくどく・・・役割遂行速度を速めたいなら「やどりきの種」と併せて。
持ち物候補
残飯・・・やどりきの種+グラスフィールド+残飯で回復量がエグイことに。
木の実など
サポート型ブルル
※読まれにくい型のブルル
性格は「意地っ張り」「慎重」
ウッドホーン・・・メインウェポン
岩石封じ・・・補完に優れた技。素早さを下げて、裏のポケモンで上から叩くこともできる
挑発・・・変化技を防ぐ
光の壁・・・壁展開で。
リフレクター・・・壁展開で・
やどりきの種・・・相手に定数ダメージを与えつつ、味方が回復する。
※アローラベトベトンと相性がいいです。壁を張って、ベトベトンの「のろい」でたくさん積むことができるからです。
持ち物候補
光の粘度・・・壁のターンを長くする
木の実など
気合いの襷型ブルル
※意表を突くタイプのブルル
※フルアタッカーが基本。
性格はほぼ「意地っ張り」確定。
ウッドハンマー・・・メインウェポン
ウッドホーン・・・自身が回復しつつ、相手にダメージを与える。
岩石封じ・・・補完に優れた技。
ストーンエッジ・・・補完に優れた技。威力は高いが、命中不安。
思念の頭突き・・・呼びやすい毒タイプに
目覚めるパワー炎・・・カミツルギピンポイント。
お勧めのブルル入り上位構築記事10選
(無断転載になるので問題があれば消します)
ブルルの技構成:ウッドホーン/岩石封じ/やどりきの種/守る
性格:意地っ張り
持ち物:マゴの実
【最高2129】
ブルルの技構成:ウッドハンマー/ウッドホーン/岩石封じ/やどりきの種
性格:意地っ張り
持ち物:フィラの実
【最高2005】
ブルルの技構成:ウッドハンマー/ウッドホーン/岩石封じ/自然の怒り
性格:意地っ張り
持ち物:混乱実
【最高2006】
ブルルの技構成:ウッドハンマー/ウッドホーン/岩石封じ/思念の頭突き
性格:意地っ張り
持ち物:気合いの襷
【最高2006】
ブルルの技構成:ウッドハンマー/ウッドホーン/岩石封じ/思念の頭突き
性格:意地っ張り
持ち物:突撃チョッキ
【最高2033】
ブルルの技構成:ウッドホーン/身代わり/やどりきの種/守る
性格:慎重
持ち物:食べ残し
【最高2035】
ブルルの技構成:ウッドハンマー/ウッドホーン/岩石封じ/馬鹿力
性格:意地っ張り
持ち物:突撃チョッキ
【最高2055】
ブルルの技構成:ウッドホーン/やどりきの種/守る/身代わり
性格:慎重
持ち物:食べ残し
【最高2007】
ブルルの技構成:ウッドハンマー/ウッドホーン/ストーンエッジ/身代わり
性格:意地っ張り
持ち物:イワZ
【最高2016】
ブルルの技構成:ウッドハンマー/ウッドホーン/岩石封じ/馬鹿力
性格:意地っ張り
持ち物:格闘Z
【最高2025】
こうしてみると、「意地っ張り」を採用しているブルルが多いようですね。
また、ドヒドイデと組ましているブルルは「やどりきの種搭載型」の性格「慎重」を採用しているケースが多々見受けられており、持ち物は「残飯」が多いようです。
更に、対面でリザードンやウルガモス、毒タイプのポケモンに打ち勝つために、「気合いの襷」を採用しているケースもありました。
僕も「気合いの襷」型のブルルを使ったことがあるのですが、結構強いですよ。対面でリザードンやウルガモスを処理できるのは、かなりのアドバンテージが取れます。しかも、リザードンは、なぜかブルルに対して炎技を撃たず、「気合い玉」や「地震」を撃ってくるし、タイプ相性をご存じないんでしょうか??いや、僕の方がタイプ相性を知らないのか…普通は、リザードンに対してブルルは突っ張りませんからね。「気合いの襷」型は、こんな感じで意表を突けます。
みなさんもブルルを是非とも使ってみてください!!
ユレイドル単体考察記事~カプレヒレ??そんなのユレイドルのエサです。捕食して差し上げましょう~
こんにちは!!トッポです!!
ユレイドルについて単体考察記事を書きました。
以下がユレイドルの情報です。
通常特性:吸盤(吠えるや吹き飛ばしなどの強制交代を無効にする)
隠れ特性:呼び水(水技を無効にして特攻を1段階上げる。型破りには貫通される)
これを見てもらうと、特防がかなり高いことが分かると思います。そのため、砂補正が入ると容易には落とせないような特殊耐久になります。
また物理防御の面においても決して低い数字ではなく、物理受けとして使えます。
一方で、素早さや攻撃、特攻は低い数字になっているので、搦め手を使って相手に圧力をかけていくような戦い方が基本となります。
特性に関しては、通常特性の吸盤より、呼び水の方が汎用性があります。ユレイドルは「ノーマル」と「電気」しか半減にできないので、特性「呼び水」により、「水」が無効になるのはうれしい限りです。
いろいろ使ってみて、有用な技候補
ギガドレイン・・・自身が回復しつつ相手にダメージを与える。ユレイドルには、ほぼ必須の技になる
岩石封じ・・・素早いポケモンに対しては岩石封じで素早さを下げて裏のポケモンで上から攻撃を仕掛けていく。
大地の力・・・補完に優れた技。呼びやすいヒードランやギルガルドに対する打点。
ミラーコート・・・自慢の特殊耐久を生かして倍返し。
どくどく・・・耐久の高いポケモンに対して撃つ
自己再生・・・HPを確保しつつサイクルを回す。「どくどく」と併せて。
まとわりつく・・・対面操作することができる。逃がしたくない相手へ。
バリアー・・・剣の舞いなどを積んでくる相手に合わせてこちらも物理防御を高めていく。疑似的な起点回避。急所でオワオワリ。
どわすれ・・・悪巧みなどを積んでくる相手に合わせてこちらも特殊防御を高めていく。疑似的な起点回避。急所でオワオワリ。
ステルスロック・・・サポート用として。交代するたびに相手に定数ダメージを与えられる。
採用しない方が無難な技。
目覚めるパワー・・・火力が足りない。呼びやすいナットレイやハッサムに対して撃っても半分も食らわない。ほぼカミツルギ用になるが、その前に「スマートホン」を撃たれると瀕死状態になってしまう。
草結び・・・火力が不安定。バンギラスやメガギャラドスに対してはダメージが入るが、それでも、確定2発にできない。
剣の舞い・・・攻撃や特攻の種族値が足りないので、火力を底上げしても確定1発にできない相手が多い。
よって、ユレイドルはアタッカーで育成するよりも、搦め手を使って立ち回った方が有用性がある。
起点にされやすいポケモンなので、すぐに裏のポケモンに交代して相手を倒していった方が良いです。
役割対象
激流ゲッコウガ、ポリゴン2、カプ・レヒレ、カプ・コケコ、食いしん坊カビゴンなど
このポケモンは身代わり持ちには弱いので気を付けましょう。
以下は、ユレイドルと一緒に手持ちに入れられているポケモンです。(PGLより)
1位はなんと、あの厨ポケの代表格である「カバルドン」でした。
カバルドンの苦手な水技をユレイドルで受けることができるので、よくパーティに組み込まれているのだと思います。更に、カバルドンの砂嵐によりユレイドルの砂補正が入るため比較的相性がいいのだと思われます。この際のカバルドンは物理受けとして育成するのが基本です。
ユレイドルをカバルドンと一緒にサイクルを回して運用するのが、基本になってきます。特にレヒレ・ヒトム・グロスやコケコ・ランド・グロスに強く出れます。
ユレイドルの生態
ユレイドルは「ウミユリ」をモチーフにしている化石ポケモンだそうです。
普段は暖かい浅瀬の海に住んでいて、8枚の触手から消化液を出して食べるそうです。ん…食べるための口はどこにあるんでしょうか??黒い部分が口なのか…
また、体が重いので海に流されることはないそうなのですが、ポケモン図鑑を見たら、重さは60.4kgでした。成人男性ぐらいの重さがありますね。それでも、強い海流が来ると流されそうですけれども(笑)
【USUM S13 最高1959 】砂パは遂に新時代へ!!カバユレ構築 ~An Ancient Creature In A Sandstorm~
こんにちは!!トッポです!!
【前語り】
皆さんは「砂パ」と聞いてどのような構築を思い浮かべるでしょうか??
おそらく「カバドリ」や「バンドリ」が有名ではないでしょうか??
これらの構築は、砂嵐の状態で、すなかきドリュウズが全抜きを狙うというものになります。
しかし、今回、紹介する「砂パ」はそのような全抜きを狙う構築ではなく、砂嵐を吹かせ、耐久力を上げてサイクルを回す構築となっています。
ユレイドルは3世代に登場した化石ポケモンで「ウミユリ」をモチーフにしているそうです。
このポケモンは何といっても特防が高く、更に砂補正が入ると、並大抵の特殊アタッカーでは受けきれてしまいます。そんなユレイドルの特防の高さを生かしたパーティーを組みました。
特に、このポケモンは特防が高いが故に砂パのサイクル構築で活躍してくれます。
【構築経緯】
今回は、カバルドンとユレイドルという並びが使いたくてそれを軸にパーティーを組みました。通称「カバユレ」と呼ばれる構築になります。
物理受け担当のカバルドンが砂嵐を起こし、ユレイドルの特防を1.5倍に上げて、ユレイドルに特殊受けを任せて、サイクルを回していくというような戦い方になります。ユレイドル自体の特防は高いので、更に砂補正が入ると、タイプ一致の抜群技でも一撃で倒すのは難しいです。この並びは、環境に多くいるレヒレ・ヒトム・グロスや、コケコ・ランド・グロスに強く出れます。
この並びで、高火力の特殊アタッカー(具体的にはアーゴヨンやカプ・テテフなど)がきついので、チョッキヒードランを採用しました。
また、パルシェンやマンムー、ランドロスなどを見るためにウォッシュロトムを採用。このロトムは鬼火を採用しているので、鬼火を撒くことで後続のリザードンの起点を作ることもできます。このリザードンは、剣の舞い型なので、強引に受けループを突破することも可能。
メガギャラドスやカバルドン、エンペルトなどを見るためにカプ・ブルルを採用してパーティーが完成した。
【個体紹介】
特性:砂起こし
性格:腕白
技構成:地震 / 氷の牙 / 欠伸 / 怠ける
努力値:215(252)-132-187(252)-x-93(4)-67
物理受け枠
物理アタッカーを受けてもらうためと砂嵐を吹かせてユレイドルの特防を底上げするために採用した。ほとんどの物理アタッカーを受け止められる。ゴツメで相手の物理アタッカーに定数ダメージを与えることができる。
苦手な水技は、ユレイドルで受け止められる。ただし、ユレイドルを警戒しているのか、水技を撃たずに氷技やそれ以外の技を撃ってくるケースが多かった。
メインウェポンの「地震」は確定で、氷4倍弱点のポケモン及び、飛行タイプのポケモンにうつ「氷の牙」を採用。流し技として「欠伸」を採用して、回復ソースの「怠ける」を採用した。
耐久
A特化メガガルーラ:グロパン+捨て身タックルで1:1交換に持っていける
グロパン+恩返し確定で耐える
役割対象:(メガ)ガルーラ、(メガ)バシャーモ、(メガ)ミミロップ
リザードン@対応メガストーン
特性:猛火 → 硬い爪
性格:陽気
技構成:逆鱗 / フレアドライブ / ニトロチャージ / 剣の舞い
努力値:167(108)-169(148)-131-x-105-167(252)
H:C特化カプ・テテフのサイコフィールド込みのサイコキネシスを高乱数で耐える
A:残り
メガ枠
無理な受け系の構築(具体的にはバナ・カグヤ・ドラン)やラキムドーなどの受けループを強引に崩すとき、もしくは2体でサイクルを回しつつ、相手が疲弊しきったときに起点にして一気に叩き潰すために選出していました。
メインウェポンの「フレアドライブ」と「逆鱗」は確定で、隙を見つけて、ニトロチャージや剣の舞いで全抜きを狙う。ただし、自覚がないのか、逆鱗のあとの混乱で自傷するケースが多かった(笑)
また、受け系の構築に対して、「剣の舞い」で積み、強引に相手のサイクルを崩壊させていくときは気持ち良すぎる
「硬い爪」補正でタイプ一致の「逆鱗」と「フレアドライブ」の威力は凄まじい。
役割対象:フェローチェ、ナットレイ、(メガ)ハッサム、テッカグヤなど
ユレイドル@食べ残し
特性:呼び水
性格:穏やか
技構成:ギガドレイン / ミラーコート / どくどく / 自己再生
努力値:193(252)-x-118(4)-101-174(252)-63
特殊受け枠
相棒のカバルドンが砂嵐を吹かせて、特防を1.5倍に上げて特殊受けに徹してもらうのが役割。
半減が「電気」「ノーマル」と少ないが、特性「呼び水」のおかげで水技を無効にできる。特に、激流ゲッコウガには強く出れる。そのため、カバルドンやヒードランの苦手な水技を受け止められる。
特殊耐久は異常に高く、並大抵のタイプ一致の技では確定で落とすことは難しい。
メインウェポンの「ギガドレイン」で相手にダメージを与えつつ、自分が回復していく。自慢の特殊耐久の高さを生かして「ミラーコート」で倍返しすることも可能。
ミラーコートの枠は起点化回避のための「岩石封じ」か、補完に優れる「大地の力」でも良かったかなと思っています。
ポリゴン2やクレセリアなどの耐久の高いポケモンは「どくどく」と「自己再生」で粘っていく。
ただし、起点にされやすいので、すぐにカバルドンのあくびで流したり、タイプ受けのポケモンに交代してください。
ユレイドルは特に、レヒレ・ヒトム・グロスやコケコ・ランド・グロスという並びに強いです。カバルドンやロトムなどと一緒にサイクルを回せば、相手はサイクル負けして、降参が選ばれるケースが結構ありました(笑)
カプ・レヒレに関しては、「瞑想」で起点にしてくる人もいますが、C無振りのレヒレは6段階積まれても、ユレイドルを確定1発で倒すことはできません。控えめC振りであれば、砂補正が入ると、ユレイドルを確定1発で持っていけないので、タイミングを見計らってミラーコートで跳ね返しましょう。
ユレイドルに対しては、トリックで「こだわりメガネ」を押し付ける人もいますが、相手の構築しだいでは、問題ない場合が多いです。「ギガドレイン」の火力が上がるので、相手に与えるダメージ量は増えるし、自身の回復量も増えます。
テクスチャーZポリゴンZにはひたすら「ミラーコート」を撃ってください。冷凍ビームは半分ぐらいしか入りません。悪巧みポリゴンZは、即座にヒードランなどのタイプ受けのポケモンに交代した方が無難です。起点にされます。ポリゴンZの型を即座に見極めるようにしましょう。基本的に初手に投げてくるポリゴンZは悪巧み型が多い印象です。
メガフシギバナやモロバレルに関しては打点はないですが、あちら側も打点はありません。なので、PP合戦になってしまいますが、PPを増やしていればこちら側が基本的に有利に立ち回れます。
特殊アタッカーでも、できるだけ「サザンドラ」は相手にしない方が良いです。ミラーコートが無効なうえに、挑発を持っているサザンドラだった場合は、何もできません。サザンドラは、基本的にヒードランで見た方が無難です。
役割対象:カプ・コケコ、カプ・レヒレ、ゲッコウガ(けたぐり持ちではない)
カビゴン(免疫以外)、ポリゴン2など
ロトム@イアの実
特性:浮遊
性格:図太い
技構成:ハイドロポンプ / ボルトチェンジ / イカサマ / 鬼火
努力値:157(252)-x-174(252)-125-128(4)-106
起点づくり兼物理受け枠
前期から使っていた型を流用。
メインウェポンの「ハイドロポンプ」は確定で、交代戦に強い「ボルトチェンジ」を採用。物理アタッカーを弱体化するために「鬼火」を採用。また、鬼火によりリザードンの起点にすることも可能。鬼火を撒くと、「剣の舞い」などで積んでくるポケモンが多いので「イカサマ」を採用。この「イカサマ」は相手の攻撃ランクが上がれば上がるほど威力も上がっていく技です。これが、メガハッサムやメガガルーラ、メガボーマンダなどに刺さっていて良かったかなと思います。
耐久
ミミッキュ:「剣の舞い」からのゴーストZを確定で耐える。
役割対象:パルシェン、マンムー、(メガ)ボーマンダ、ランドロス
(メガ)ハッサム、(メガ)ガルーラなど
ヒードラン@突撃チョッキ
特性:貰い火
性格:控えめ
技構成:噴煙 / ラスターカノン / 大地の力 / 岩石封じ
努力値:197(244)-99-126-200(252)-126-99(12)
S:準速ミミッキュ素早さ1段階ダウンで上をとることができる。
→準速ミミッキュであれば、岩石封じで素早さを落として上からラスターカノンを
撃って処理できる。
特殊アタッカー枠
何回でも繰り出せるようにチョッキを採用。
メインウェポンの「噴煙」「ラスターカノン」は確定で、アーゴヨンやウツロイドなどの毒タイプに撃てる「大地の力」を採用。リザードンYやウルガモスには「岩石封じ」で大きなダメージを与えることができる。
ランドロスなどの地面タイプやボーマンダを呼びやすいので、それを読んで「噴煙」で相手に火傷を負わせれば、かなりのアドバンテージがとれる。
準速ミミッキュに関しては、対面で「岩石封じ」で化けの皮を剥がしつつ素早さを落とし、上からラスターカノンを撃つことができる。
耐久
アーゴヨン:「わるだくみ」からの「めざめるパワー地」を確定で耐える
カプ・ブルル@クサZ
特性:グラスメイカー
性格:意地っ張り
技構成:ウッドハンマー / ウッドホーン / 岩石封じ / 挑発
努力値:177(252)-200(252)-135-x-116(4)-95
物理アタッカー枠
A特化のグラスフィールド下でウッドハンマーのクサZは等倍相手にはオーバーキルになるほどの火力があります。よくギルガルドが受け出されることもありますが、クサZ+ウッドハンマーで中乱数で倒せます。(ギルガルドがH振りでBに振っていない場合)
また、バシャーモに関しても耐久に振ってなければグラスフィールド下のクサZで確1で倒せます。バシャーモを後投げされて、ブルルがクサZでバシャーモを仕留めたときは相手が戦意喪失したのか、降参がもらえるケースが多かったです(笑)
メタグロスでさえも致命的なダメージを与えます。
この火力がすごい癖になる(笑)
メインウェポンの「ウッドハンマー」は確定で、相手にダメージを与えつつ、自身が回復できる「ウッドホーン」を採用。
素早さを落とし、起点化を防ぐために「岩石封じ」を採用。
ポリゴン2やカビゴンなどの変化技で粘ってくるポケモンに対して「挑発」を撃つ。エアームドなどにも挑発を撃って仕事をさせないようにする。変化技を封じて、裏のリザードンXの起点にすることも可能です。ただし、ブルルは、最速でないことに留意。基本的に受け系の構築は遅いポケモンが多いので、最速にしていません。
ちなみに、ASミミッキュに対しては「岩石封じ」で素早さを落としても上をとることができません。ABミミッキュであれば、「岩石封じ」を入れると、上をとることができます。素早さ1段階ダウンの準速ミミッキュ抜きまでSを振るのも一考です。
耐久
メガギャラドス:2回積んだ竜の舞いの氷の牙を確定で耐える。
役割対象:メガギャラドス、ランドロス、カプ・コケコ、カプ・レヒレ
ウォッシュロトム、レボルト(毒技持ちでない)など
【よく選出されるポケモン】
ゲッコウガ(初手選出が多い)、メガフシギバナ、ヒードラン、カプ・レヒレ、
ボルトロス(霊獣)など
・ゲッコウガがユレイドルに「冷凍ビーム」を撃つ際、ダメージ量が多かったら突っ張るが、少なかった場合、警戒して交代することが多い。もしくは、「ミラーコート」を警戒して「変幻自在」で「あく」タイプになって「悪の波動」を撃ち、「ミラーコート」を無効にする人もいます。(ミラーコートは「あく」タイプに無効です)気を付けましょう。その辺は読み合いになります。
【構築の基本選出】
カバルドンとユレイドルでサイクルを回していく。基本的に相手はサイクル負けします。ただし、くさむすびメタグロスには注意してください。くさむすびメタグロスはロトムで見ます。
受けループ(ラキムドーなど)
基本選出:リザードン+カプ・ブルル+何か(相手のパーティに合わせて)
カプ・ブルルで挑発を撃ったり、リザードンの剣の舞いで受けを崩していく。
基本選出:カプ・ブルル+ヒードラン+何か(相手のパーティに合わせて)
基本的にサイクルで勝てる。
カバ・リザ・テテフ
基本選出:ヒードラン+カプ・ブルル+何か(相手のパーティに合わせて)
初手はカプ・ブルルを出した方が安定する場合が多いです。相手がリザードンから入ってきた場合は、ヒードランにバックします。地震持ちリザードンには気を付けてください。
ジャロゴーリ
基本選出:ヒードラン+リザードン+何か(相手のパーティに合わせて)
オニゴーリは、基本的にリザードンで見ます。なので、リザードンに麻痺が入らないように立ち回る。ただし、絶対零度を当てられたら終わりです。
【非常に重いポケモン】
選出が縛られてしまう。「キノコの胞子」という鬼畜な催眠技を持っているので、一回カプ・ブルルやユレイドルで「キノコのほうし」を無効にしなければならない。
対策案
基本選出:カバルドン+ユレイドル or カプ・ブルル+リザードン
カバルドンの砂嵐等であらかじめ襷をつぶしておく必要があります。
カプ・ブルル選出の場合→クサZを一気にぶっ放していく。もしくは、ブルルから
リザXに交換してニトチャの起点にする。
ユレイドル選出の場合→ユレイドルでは、キノガッサには絶対に勝てないので、
そこからリザXへ展開していき、ニトチャの起点にする。
ただし、読まれて「キノコのほうし」を連打されたら、全滅
する。
Aの種族値が非常に高い上に、「剣の舞い」で起点にされたら全滅する。また、技範囲も広すぎる。非常にシビアな立ち回りが要求されます。
対策案
カミツルギがパーティにいる場合は、高い確率で選出されますので、カミツルギに厚い選出をします。
カバルドンではカミツルギを相手できないので、ツルギが来た場合はあくびで流してください。寝かしてくるなら、リザXの起点にしましょう。リーフブレードなら1回は耐えてくれます。急所及び、クサZは知りません。
ヒードランは、積んでない状態のカミツルギの「聖なる剣」をなんとか耐えます。ただし、ヒードランでカミツルギを倒す場合は、かなりHP管理がシビアになります。
どこか、起点を見つけてニトロチャージで積んで、カミツルギとリザードンという対面を作ってください。上から炎技を撃てばカミツルギも怖くありません。このパーティにおいて一番理想的なカミツルギの処理の仕方だと思います。
カミツルギを処理する上で重要なことは、必ず起点にされないことです。
圧倒的な素早さから繰り出される高火力な技は受けるのが難しいです。また、技範囲が広いのも困りものです。
対策案
基本選出:リザードン+ロトム+何でも(相手のパーティに応じて)
フェローチェに関しては、リザードンで受けて処理するほかないです。また、対面では、耐久振りロトムは、フェローチェの「とびひざ」を何とか耐えてくれるので、ボルチェンでリザードンにつなげていったり、ハイドロポンプ(命中不安なのが怖い)を撃っていきましょう。フェローチェ自体は耐久のないポケモンです。
特性「適応力」から放たれる格闘技は強力。裏が受からないことが多い。
対策案
とりあえず、ロトムやリザードンにより対面で処理していきます。裏にカバルドンが控えてる可能性が高い(リザードンをステロで削れるから)のでカプ・ブルルは据え置いておきましょう。また、ルカリオとカプ・ブルル対面になった場合、迷わず、クサZか岩石封じを撃って裏のリザードンにつなげましょう。積むことを許してしまったら、全滅してしまいます。
ロトムやリザードンに対しては格闘技を撃ってきます。ロトムは「インファイト」と「気合い玉」は何とか耐えますが、リザードンは「気合い玉」に関しては耐えません。(インファイトは耐えます)「気合い玉」が外れることを祈りましょう。
フェアリータイプのポケモンがカプ・ブルルしかいない上に、カプ・ブルルではジャラランガを見ることができません。ただし、ジャラランガZをブルルでかわす事は、可能。環境にはジャラランガが少ないと感じたことから明確な対策をしていません。上からリザードンの逆鱗を撃つ他ありません。
ところで、皆さんはお気づきでしょうか??
実は、このパーティは格闘技を覚えるポケモンが非常に重いのです。なので、プレイングで何とか誤魔化しましょう!!
【後語り】
基本的に上をとられている受け回しのパーティであるため、常に追加効果(ひるみ、氷漬けなど)や急所という恐怖に怯えなければならないという部分があった。また、パーティー単位で非常に格闘タイプのポケモンが重い。しかし、ユレイドル入りのパーティとしては完成度の高いものとなっており、なるべく多くの構築に対応できるような技構成や努力値振りにした。その結果が高レートへと連れて行ってくれたのだと思います。ただし、惜しいところで2000達成できなかったので悔しいです( ゚Д゚)
もうちょっと頑張れば2000乗れたかも…(ボソッ
【USUM S12 使用構築】真正ブルル・ゴドラ・シャンデラ 地割れカビゴンとともに ~Unbreakable Steel Armor~ 【最高 2033】
こんにちは!!トッポです!!
最高レート2033
【構築経緯】
カプ・ブルルとボスゴドラとシャンデラという相性補完に優れた並びを使いたいと思い、それを軸にパーティーを組みました。
現環境にはどくまもや毒羽が多いと感じ免疫カビゴンを採用。
メガガルーラなどの物理アタッカーを機能停止に追いやる鬼火搭載型ウォッシュロトムを採用。
メガボスゴドラとの相性補完に優れ、ワンチャンを掴んでくれる天の恵みトゲキッスを採用してパーティが完成した。
【個体紹介】
特性:頑丈 → フィルター
性格:意地っ張り
ヘビーボンバー/地震/冷凍パンチ/炎のパンチ
177(252)-174(232)-203(20)-x-80-71(4)
B:ミミッキュの攻撃4段階上昇のゴーストZを確定で耐える
エース枠
このポケモンの防御の種族値は「230」と非常に高く、並大抵の物理アタッカーではまず落とされることがない。
メインウェポンの「ヘビーボンバー」は確定で、鋼に役割を持つために「地震」を採用した。ただし、相棒のカプ・ブルルがグラスフィールドを張ってしまうと、「地震」が半減になってしまうので、「炎のパンチ」を採用した。「炎のパンチ」を採用しておけばカミツルギやナットレイ、ハッサムにも役割を持つことができる
また、メガボーマンダやランドロス、グライオンなどに役割を持つため「氷のパンチ」を採用した。
カプブルル@突撃チョッキ
特性:グラスフィールド
性格:意地っ張り
177(252)-200(252)-135-94-116(4)-95
パーティーの引き立て役
フルアタッカーで、繰り出し性能を高めるために突撃チョッキを採用。
グラスフィールドを張って仲間を毎ターン回復させてサポートしていく。ただし、相手も毎ターン回復していく点には注意しなければならない。
タイプ一致で高威力の「ウッドハンマー」は確定で、相手にダメージを与えつつ、自身が回復できる「ウッドホーン」を採用。起点化を防ぐために「岩石封じ」を採用。
呼びやすい毒タイプのポケモンに、交代読みで「思念の頭突き」を撃つこともできる。ただ、ナットレイなどの鋼も呼びやすかったので、「思念の頭突き」の枠は「馬鹿力」でも良かったかなと思っている。
グラスフィールド下のウッドハンマーの威力は凄まじく安易な受け出しを許さない。
シャンデラ@ゴーストZ
特性:貰い火
性格:控えめ
167(252)-x-111(4)-216(252)-110-100
トリックルームを張ってサポートしたり、受けループに挑発入れて行動を制限するのが主な役割。
メインウェポンの「火炎放射」「シャドーボール」は確定。受け系の構築には「挑発」を撃って機能停止に追いやります。また、「トリックルーム」を張って、自らがトリルエースとなり、ゴーストZで相手のサイクルを強引に崩しにかかる動きは気持ち良すぎる。トリルは後続のメガボスゴドラやカプ・ブルルにつなげていくとも可能。
カビゴン@食べ残し
特性:免疫
性格:意地っ張り
恩返し/地震/地割れ/どくどく
235-178(252)-86(4)-x-162(252)-50
特殊受け枠
特殊アタッカーを受けてもらうために採用した。
また、環境にはどくまもガルドやヒードラン、毒羽サンダーなどの毒を撒いて粘ってくるポケモンが多くいると感じ、特性「免疫」を採用した。
メインウェポンの「恩返し」は確定で、その補完に優れた「地震」を採用した。また、相手に負荷をかけるために「地割れ」を採用した。また、耐久の高いポケモンにうつ「どくどく」を採用した。
「地割れ」でワンチャン救われた試合がいくつもある。特にモロバレルやメガフシギバナはこのパーティには重いので、「地割れ」を連打して倒した(笑)
環境にはのろい型のカビゴンが多いせいか、カビゴンに挑発が飛びやすかったので、アドバンテージの取れる試合が多かった。
特性:天の恵み
性格:控えめ
161(4)-x-115-172(252)-135-132(252)
運ゲー枠
通称「白い悪魔」。天の恵みからのエアスラッシュの6割の怯みは脅威的。これで、救われた試合がたくさんある。
メガボスゴドラとの相性補完は目を見張るものがあり、トゲキッスが相手できないポケモン(具体的にはウツロイドなど)はメガボスゴドラで見ることができる。
メインウェポンの「エアスラッシュ」「マジカルシャイン」は確定で、鋼タイプに役割を持てる「火炎放射」を採用。また、受け系の構築の動きを縛るために「トリック」でこだわりスカーフを押し付けることができる。
ウォッシュロトム@マゴの実
特性:浮遊
性格:図太い
157(252)-x-174(252)-125-128(4)-106
物理受け枠
物理アタッカー機能停止要因として採用した。
メインウェポンの「ハイドロポンプ」は確定。交代戦に強い「ボルトチェンジ」を採用。物理アタッカーを機能停止に追いやる「鬼火」を採用した。また、鬼火を入れることによって積みの起点にしてくるポケモンもいたので、積みの起点を許さない「イカサマ」を採用した。このイカサマがメガガルーラやメガハッサム、メガボーマンダなどに結構刺さって良かったかなと思う。
【後語り】
メガボスゴドラとともにレート2000に乗せれたのはとても嬉しいです。高レートに行けば行くほどPGL30位以内のポケモンしかほとんど見なくなる中、メガボスゴドラとその取り巻きのポケモンはよく頑張ってくれたと思っています。次も2000目指して頑張っていきたいと思います。