【ポケモン剣盾S3 最終順位185位】運と鴨は紙一重!!ネギガナイト入り構築!!~The battle Is An Easy Game with A Duck~

どうも!!トッポです。

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目次

前語り

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ネギガナイトは、ローブシンに次ぐ攻撃種族値の高さを誇っています。更に先制技を覚えるため対面性能も高いです。専用アイテム「ながねぎ」を持たせることにより、相手に高い確率で急所に当ててくれるので、壁構築やBアップするような積み技(鉄壁・ビルドアップ)に強いです。更に、特性「肝っ玉」により威嚇を入れられたり、ゴーストタイプに透かされたりしないといったローブシンとは違った強みを持っています。

そのネギガナイトが環境で流行っているカビゴンに強いのではないかと思い、ネギガナイトを軸に構築を組みました。

構築経緯

 今回はネギガナイトを軸に構築を組んでいきました。ネギガナイトは先制技も覚えるため、対面性能があります。トゲキッスでは見るのが難しいカビゴンバンギラスをネギガナイトで見ることができ、攻めの補完に優れています。

また、ネギガナイトとは別に対面性能が高い鬼たたドラパルトを採用。このドラパルトで状態異常を撒き、裏のエースポケモンの起点にしていきます。裏のエースポケモンには、ギャラドストゲキッス、カットム、カビゴンがいます。ギャラドストゲキッスはエースとして抜き性能が高いため、採用。ドヒドヌオーなどの受け系の構築を見るためにカットムを採用。ギャラドスで見るのが難しいブラッキーサニーゴなどをカットムで見ることができるため、両者は攻めの補完に優れています。トゲキッスなどの特殊受けとしてチョッキカビゴンを採用。カビゴンダイマックスしてダイスチルやダイアースで防御や特防を上げていけば、要塞化することもありました。

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コンセプト

・ 初手にドラパルトを置き、状態異常を撒き裏のポケモンギャラドス、カットム、トゲキッスカビゴン)の起点にしていきます。「麻痺」を撒いたり、怯ませたり、急所に与えたりと確率を強制的に相手に押し付ける構築となっています。

・初手にネギガナイトを置き、対面的に処理していきます。

個体紹介

ネギガナイト@ながねぎ

画像に含まれている可能性があるもの:テキスト、屋外

性格:意地っ張り(AアップCダウン)

特性:肝っ玉(ゴーストタイプにもノーマル技や格闘技を当てることができる)

努力値H4 A252 S252

実数値:138-205-115-x-102-117

インファイトリーフブレード/叩き落とす/フェイント

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特性「肝っ玉」でゴーストタイプにも透かされない

ネギガナイトの特性には「肝っ玉」があり、これは本来ゴーストタイプのポケモンに無効であるはずの格闘技やノーマル技を当てることができるというものです。これにより、例え相手が裏からどんなポケモンを後出そうが、攻撃を当てることができます。寧ろ、受け出そうものなら、ネギガナイトの火力は高いため大きな負荷をかけれます。

初手に出すことが多く、出し負けは「飛行タイプ(ギャラドストゲキッスなど)」や「フェアリータイプ(ニンフィアミミッキュなど)」になり、それ以外は基本的に出し勝ちになります。耐久も並み程度あり、タイプ一致の抜群やダイマックス技以外は基本的に耐えてくれます(ちなみにヒヒダルマの「氷柱落とし」やウオノラゴンの「エラがみ」は耐えません)。襷持ちでも「フェイント」という先制技を持っているため、相手を一体倒すこともできます。ネギガナイトは先制技として「電光石火」も覚えますが、なぜ「フェイント」を採用したのかは後述します。

不意の急所で相手のペースを崩す

ネギガナイトは持ち物として「ながねぎ」という珍しいアイテムを持たせています。このアイテムは「急所率を上げる効果」があり、具体的に説明すると「急所のランクが+2される」アイテムです。

急所ランクは0~+3の4段階あります。

急所ランク0(通常の状態)・・・1/24(約4.2%)

急所ランク+1・・・1/8(12.5%)

急所ランク+2・・・1/2(50%)

急所ランク+3・・・確定急所(100%)

「ながねぎ」と言うアイテムにより、急所ランクが+2されるので、「インファイト」や「叩き落とす」「フェイント」は50%の確率で急所に当ててくれます。更に、「リーフブレード」という技は「もともと急所ランク+1」の技なので、「ながねぎ」を持たせることによって、確定で急所に当ててくれます。

他の格闘タイプにはない独特な「技範囲」

8世代に登場する主要な格闘タイプには「ルカリオ」や「ローブシン」「ルチャブル」などがいますが、それらの格闘タイプと違って、「リーフブレード」「叩き落とす」「出会い頭」といったネギガナイトは変わった技範囲を有しています。特に、「叩き落とす(格闘タイプでは他にカイリキー系統しか覚えない)」を採用することによって、裏のポケモンのサポート的な役割を果たすことができます。

優先度の高い「フェイント」

ネギガナイトの先制技には「電光石火」と「フェイント」があるのですが、僕としては「フェイント」を推奨しています。その理由としては「電光石火」は優先度+1に対して「フェイント」は優先度+2だからです。

「影うち」や「アクアジェット」などの優先度+1の先制技よりも優先度+2の「フェイント」の方が相手よりも速く動くことができるため、先制技対決を制することができ、最後っ屁で相手にダメージを与えることができます。

この対面は不利かも…

フェアリータイプ全般が不利対面となります。ニンフィアトゲキッスなどの特殊フェアリーと対面してしまった場合、裏にカビゴンがいるなら交換して様子を見ますが、カビゴンがいない場合は、そのままネギガナイトを切る動きを取ります。ミミッキュと対面してしまった場合は、フェイントで化けの皮を剥がし、裏のポケモンに繋げていきましょう。

飛行タイプも不利対面となります。ギャラドスと対面してしまった場合は、引き先がいないので、切りましょう。切る際にはリーフブレードを選択して切るようにしてください。出来るならフェイントを選択しないようにして切らないと「竜の舞い」の起点にされてしまいます。

基本的にギャラキッスにはネギガナイトを選出せずに初手ドラパルトを置くことが多いです。

ドラパルト@気合いの襷

画像に含まれている可能性があるもの:テキスト、屋外

性格:臆病(SアップAダウン)

特性:すり抜け(壁や身代わりを貫通して攻撃することができる)

努力値C252 B4 S252

実数値:163-x-96-152-95-213

祟り目/呪い/鬼火/電磁波

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状態異常で起点作成

このドラパルトはギャラドストゲキッスロトムといった積み構築の起点を作るために採用しました。「物理アタッカー」に対しては「鬼火」を撃ち、「特殊アタッカー」や「炎タイプのポケモン」には「電磁波」を撒いていきます(ヒヒダルマに関しては「電磁波」から入った方が良い)。また、「呪い」で、自主退場することにより、対面操作でき、裏のポケモンに繋げて起点にすることができます。

上から状態異常を撒くために「最速」

使用しているドラパルトは性格「臆病」の最速で育成しています。その理由として、環境には遅いドラパルトが多く、ドラパルトミラーの際にはスカーフ持ち以外は基本的に上から状態異常を撒き、最低限の仕事をこなしてくれるからです。更には、最速にすることによって最速スカーフパッチラゴンや最速スカーフウオノラゴンの上を取ることができます。また、意地っ張りギャラドスや控えめトゲキッスの素早さ1段階上昇でも最速ドラパルトの上を取ることができないのも魅力的です。

この対面は不利かも…

ドラパルトミラーの際は、相手側がスカーフドラパルトであればドラゴンアローで襷を貫通されて、何もせずに倒されてしまいます。

また、ニンフィア対面ではハイパーボイス+電光石火でドラパルトが倒されてしまうので、ニンフィアに電磁波が撒けたらカビゴンに引くムーブを取ります。ドラパルトはクッション用として残しておくと立ち回りやすくなることがあります。

カビゴン@突撃チョッキ

画像に含まれている可能性があるもの:、「Snorlax」というテキスト

性格:意地っ張り(AアップCダウン)

特性:厚い脂肪(氷技や炎技を半減にする)

努力値A252 B252 D4

実数値:235-178-117-x-131-50

のしかかり/ヘビーボンバー/雷パンチ/地震

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両受け出来る「カビゴン

環境に多いキッス受けとして採用したのが始まりでした。ギャラドスにも役割を持ちたいため、「雷パンチ」を採用。この辺の物理アタッカーの攻撃も受けて、ダイマックスで切り返していく動きが強いです。また、構築単位で重いロトム系統の攻撃も受けることができます。

フェアリーに大ダメージを与える「ヘビーボンバー」

カビゴンに採用する鋼技は「アイアンヘッド」派の人と「ヘビーボンバー」派の人がいると思いますが、僕は「ヘビーボンバー」派です。ダイマックスポケモンに対しては、「ヘビーボンバー」は効果がありませんが、撃つ相手がフェアリーポケモンであることがほとんどであり、そのフェアリーポケモンの殆どが軽いため、最大威力の120でダメージを与えることができます。逆にドサイドンバンギラスは重いポケモンであるため「ヘビーボンバー」の威力が低くなってしまう点は留意してください。

氷技と炎技を半減にできる特性「厚い脂肪」

環境には「パルシェン」や「ヒヒダルマ」と言った氷タイプのポケモン、「リザードン」や「ヒトム」といった炎タイプのポケモンが環境に数多くいて、それらのメインウェポンを特性「厚い脂肪」により半減で受けることができるので、引き先として安定します。

この対面は不利かも…

ローブシンルカリオと言った格闘タイプ全般に弱いです。

また、鬼火ドラパルトもきついので、素直にギャラドストゲキッス等に引いて処理していきましょう。

更にはドヒドイデやヌオー、バルジーナなどの耐久の高いポケモンも突破困難です。

ギャラドス@ラムの実

画像に含まれている可能性があるもの:テキスト

性格:意地っ張り(AアップCダウン)

特性:自信過剰(相手を倒すと攻撃が1段階上がる)

努力値H172 A252 S84

S:1上昇で100族抜き

A:ぶっぱ

H:残り

実数値:192-194-99-72-120-112

滝登り/飛び跳ねる/地震/竜の舞い

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全抜きを狙える「自信過剰」

相手を倒すごとにAが1段階上がっていく特性「自信過剰」。1回、自信過剰が発動すれば、火力は凄まじいものとなり、そのまま3タテしてイージーウィンした試合もありました。自信過剰で1段階上がれば、相手が次に繰り出すポケモンは基本的にダイマックスを切らざるを得ない状態になり、ギャラドスの「飛び跳ねる」で相手のダイマックスターンを枯らすという芸当もできます。ダイマックス切れた後も、攻撃1段階上昇で、ダイマックス技同等程度の火力が得られます。

受けを崩せる「破壊力」

ギャラドス自体の火力が高いため、積み技「竜の舞い」と併せると、受けを崩せます。今回のギャラドスは「地震」を採用しているため、ドヒドイデ入りの構築にも積極的に選出していきました。「地震」を採用しているもうひとつの理由として、構築単位で重い「パッチラゴン」や「ジュラルドン」に打点を持つためです。

この対面は不利かも…

ナットレイギャラドスのダイジェットを受けれるポケモンなのできついです。ギャラドスで全抜きする際の弊害になるポケモンの一匹です。そのため、攻めの補完に優れているカットムで強引に押しきるか、トゲキッスで圧力をかけていきましょう。

また、水ロトムギャラドスで突破することが困難です。今回使用しているギャラドスは、パワーウィップを切っているため、どうしても水ロトムで止まってしまうのです。この際もカットムかカビゴンで詰めていく動きを取ります。

スカーフパッチラゴンも重いポケモンです。今回採用しているギャラドスは最速ではないため、素早さが1段階上昇したところで最速スカーフパッチラゴンの上を取ることができません。

トゲキッス@弱点保険

画像に含まれている可能性があるもの:屋外

性格:臆病(SアップAダウン)

特性:天の恵み(技の追加効果の発動率が2倍になる)

努力値H132 C126 S252

H:ドリュウズアイアンヘッドを確定で耐える

C:残り

S:最速

実数値:177-x-115-142-124-145

エアスラッシュマジカルシャイン/火炎放射/悪巧み

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ワンチャンを作りに行ける最強の特性「天の恵み」

トゲキッスが強い理由の一つとして、相手に詰められそうになっても特性「天の恵み」によるエアスラ怯みで形勢を逆転できるところにあります。ただし、エアスラ怯みに頼りすぎるようなプレイングをしてしまうと負けに直結してしまうことがあるので注意してください。

切り返し性能の高い持ち物「弱点保険」

トゲキッスは耐久力がある程度あるため、「弱点保険」と相性が良いです。抜群技を受けて、弱点保険を発動させてダイマックス技で切り返すことができます。

この対面は不利かも…

ヒートロトムやセキタンザンは採用技を半減で受けてくるので厄介です。

また、最速ミロカロスも上から黒い霧や自己再生などを撃たれて突破困難になってしまいます。

カットロトム@食べ残し

画像に含まれている可能性があるもの:、「Rotom」というテキスト

性格:控えめ(CアップAダウン)

特性:浮遊(地面技が当たらない)

努力値H252 B4 C252

実数値:157-x-128-172-127-106

リーフストーム/放電/身代わり/悪巧み

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受け破壊に特化した「ロトム

「ドヒドヌオー」という並びに強いカットロトム。身代わりは「どくどく」を透かすために採用。ヌオーやドヒドイデ対面で身代わりを張って、悪巧みで起点にしていきます。ブラッキー対面でも欠伸で流そうとする人が多いので、それを読み身代わりを張って起点にしていけます。最近は、受け構築にすり抜けドラパルトも組み込まれるようになってきてるので注意が必要です。身代わり張って悪巧みしたら降参もらえる試合も多々ありました。ナットレイ対面でも身代わり張れば技構成次第では起点にできます。ボディプレナットレイは身代わりを残せないので注意が必要です。

また、メタモン対策としてロトムを選出することがあります。

3割で麻痺らせて試合を有利に進める「放電」

最初は「10万ボルト」を採用していましたが、「放電」でも威力がさほど変わらない上に3割の確率で麻痺らせることができるので採用しました。麻痺らせることによって、ロトムで上から殴ったり、裏のポケモンの起点にしたりしました。

この対面は不利かも…

炎タイプ(エースバーン、ウィンディなど)と氷タイプ(ガラルヒヒダルマパルシェンなど)全般は苦手なので基本的に選出を控えるようにします。

 立ち回り方

受け系の構築

ドヒドイデ、ヌオー、アーマーガア、バンギラスサニーゴメタモン入りの構築

基本選出:ドラパルト+カットム+ギャラドスorトゲキッス

ドヒドイデやヌオー対面、身代わりカットムでイージーウィン出来ます。また、メタモン対策としてカットムは機能してくれます。ただし、すりぬけドラパルトには注意してください。ドラパルト意識でトゲキッスを選出することも視野に入れてください。

 

タイプヌル+アイアント

基本選出:カビゴン+ドラパルト+トゲキッス

カビゴンなどでタイプヌルさえ削れば、トゲキッスを通して勝てます。仮に電磁波をトゲキッスに撒かれてしまった場合は、ダイジェットを3回積みます。そうすれば、スカーフ以外であれば、アイアントの上を取ることができます。タイプヌルが「眠る」を使ってきた場合はトゲキッスの起点にしていきます。カビゴンはタイプヌルの削り役兼クッションとして、トゲキッスとドラパルトを大切にする動きをすればアイアントに圧力をかけれます。

 

カバギャラ・カバリザ・コータス入り

基本選出:ギャラドスカビゴン+カットムorネギガナイト

カバルドン対面、ギャラドスダイマックス切ればイージーウィン出来ることもありました。カバルドンに対して「ラムのみ」を持ってるからって悠長に竜の舞いを積まない方が良いです。相手もラムのみを警戒して「吹き飛ばし」から入ってくることもあるからです。自信過剰発動したギャラドスは、ダイマックスが切れてもダイマックスギャラドス同等の火力になるため、次に相手が繰り出すポケモンダイマックスを切らざるを得なくなります。また、「飛び跳ねる」で相手のダイマックスターンを枯らすこともできます。そして、裏のカビゴンかカットムで詰めていく事が可能です。カバルドン入りに対してもネギガナイトの方が優勢です。出し勝てば、ネギガナイトの火力は高く、裏のポケモンが受からないため、一匹持っていく事も可能です。コータスカバルドンと違って吹き飛ばしなどの強制交代技を持っていないため、コータス入りには、ラムのみギャラドスで竜舞を積めば良いです。

 

ルチャブル入り

基本選出:トゲキッス+ドラパルト+カットム

ルチャブルトゲキッスやカットムで見ていきます。取り巻きに多いブラッキーもカットムで身代わりを張って起点にできます。

 

バンドリ(バンギラスドリュウズ)、カバドリ(カバルドンドリュウズ

基本選出:ネギガナイト+ギャラドスカビゴンorカットム

初手にネギガナイトを出していきます。出し勝った場合は、裏からアーマーガアが来ても大ダメージを与えることができます。

 

苦手なポケモン

パッチラゴン

電気の一貫は切れない上に電気抜群が2体もいるためきついです。ダイマックスカビゴンで切り返したり、ドラパルトで状態異常を撒いて裏のポケモンに繋げていきます。

後語り

ネギガナイトは意外と対面性能が高く、3タテする試合もありました。来期も変わった構築でランクマに潜ろうと思っていますのでよろしくお願いします。