こんばんは!!トッポです。
最高順位142位(1月1日5時35分時点)
使用構築
目次
前語り
タイレーツの見た目が好きなのと、専用技「背水の陣」の性能が面白いと思い、採用しました。「背水の陣」と言う技は「攻撃・防御・特攻・特防・素早さが1段階上昇する代わりに交代できなくなる、1回しか使用できない」というものです。「竜の舞い」や「剣の舞い」などの他の積み技にはないような変わった性能を持っていますよね。面白いから使ってみようと思っても、いざ使ってみると使い勝手が悪いと感じた方も結構いたのではないでしょうか??タイレーツを壁展開で使えば、活躍させやすいですよ(絶対に活躍するとは言っていない…)
構築経緯
タイレーツの専用技「背水の陣」の性能が面白いと思い、タイレーツを軸に構築を組みました。タイレーツ自体、耐久がなく、素早さも中途半端なため、壁を張ったり電磁波を撒くためにオーロンゲを採用。また、オーロンゲの壁展開と相性の良い弱点保険キッスとギャラドスを採用した。更に、電気の一貫を切れるドリュウズを採用。ドリュウズを特性「砂かき」にすることによって、ダイマックス技「ダイロック」で砂嵐を吹かせ、自ら砂エースとなることも可能。この構築で、アーマーガアやドヒドヌオーという並びがきついので、身代わりカットロトムを採用してパーティが完成した。
コンセプト
基本的にオーロンゲの壁展開による積みリレーである。
初手は基本的にオーロンゲ(壁要員)、襷ドリュウズ、ギャラドスである。
個体紹介
タイレーツ@命の珠
特性:負けん気(自身の能力が下がると、攻撃が2段階上がる)
性格:意地っ張り(AアップCダウン)
努力値:H124 A252 S132
H:残り
A:ぶっぱ
S:素早さ1段階上昇で100族抜き
実数値:156-167-120-x-80-112
メインウェポンの「インファイト」と積み技の「背水の陣」は確定で、フェアリーに打点を持てる「アイアンヘッド」を採用。ゴーストタイプにも打点を持てるように「地獄突き」を採用した。
「インファイト」「アイアンヘッド」「背水の陣」は確定技だが、@1の技は選択となる。候補としては「地獄突き」「岩雪崩」「思念の頭突き」になるが、「岩雪崩」は命中不安である上に、ダイマックス技「ダイロック」を撃ってしまうと、砂嵐が吹いてしまうためタイレーツ自身の寿命を縮めてしまうことになる。「思念の頭突き」は毒タイプのポケモン、主にドヒドイデに撃つのだが、「背水の陣」を撃ったところで押し切れない。そのため、個人的に選択技としてゴーストタイプに打点を持てる「地獄突き」を推奨している。
特性は「負けん気」にしているが、これが物凄く役に立つ場面がある。
例えば、「ダイマックスタイレーツ」と「ダイマックスドラパルト」の対面…これってどっちが有利か知ってますか??「ダイマックスタイレーツ」に「ダイドラグーン」や「ダイホロウ」を撃ってくる人が良くいますが、これをやってしまうと「負けん気」が発動して、返しの「ダイアーク」で落とされてしまいます。かといって、他の技を撃っても確定2発取るのは難しいし…ということで、この対面はタイレーツの方が有利なんです。※壁を張っている前提です。
火力は足りないため性格は「意地っ張り」にしている。それでも火力が物足りないため、「命の珠」を持たせてある。また、「背水の陣」を撃ってしまうと交代できなくなるので突破できない相手が来ると、積みの起点にされてしまう場合がある。そこで、「命の珠」を持たせると、その珠ダメージにより勝手に自主退場してくれて、起点化を最小限に抑えることができるのだ。
タイレーツは、非常に耐久が脆いため、壁サポートが必須である。そのため、タイレーツを選出する際は、壁要員のオーロンゲとセットで選出することが多かった。壁を張って、「背水の陣」を撃てば、全抜きすることも少なくなかった。なんと3タテした試合もありました。
トゲキッスの呼びやすいバンギラスをタイレーツで起点にすることができます。 「背水の陣」を積めば、後出しアーマーガアも圧倒できます。ちなみに、相手がアーマーガアを後出しで出してきた場合は、ダイマックス切る必要もないですから。ダイマックス技「ダイナックル」よりも「インファイト」の方が威力が高いので押していけます。アーマーガアの鉄壁??間に合いませんよ(回復木の実発動はやめてください)
ヌオー入りやドヒドイデ入りには選出しません。
オーロンゲ@光の粘土
特性:悪戯心(使用する変化技の優先度が+1されるが、相手が悪タイプだと技は失敗する)
性格:腕白(BアップCダウン)
努力値:H252 B252 D4
実数値:202-140-128-x-96-80
ソウルクラッシュ/電磁波/光の壁/リフレクター
特攻を下げるタイプ一致の「ソウルクラッシュ」は確定で、壁貼り要員として役割を持たせたいので「光の壁」や「リフレクター」を採用。相手を麻痺させて素早さを落とすために「電磁波」を採用した。
特性は「悪戯心」で、先制で「光の壁」や「リフレクター」を張れたり、「電磁波」を撒けたりする。そのため、スカーフ持ちのポケモンに対しても先制で変化技を撃てるのは強い。
壁を張ったり、電磁波を撒けたら、裏のエース(ロトム、タイレーツ、ドリュウズ、ギャラドス、トゲキッス)に繋げていきます。
「瓦割り」ドリュウズやキリキザン、バンギラスには注意。壁を壊してきます。また、「コートチェンジ」エースバーンにも注意。
ギャラドス@ラムの実
特性:自信過剰(相手を倒すと攻撃が1段階上がる)
性格:意地っ張り(AアップCダウン)
努力値:H172 A252 S84
S:1上昇で100族抜き
A:ぶっぱ
H:残り
実数値:192-194-99-x-120-112
滝登り/飛び跳ねる/パワーウィップ/竜の舞い
メインウェポンの「滝登り」「飛び跳ねる」は確定で、ヌオーやトリトドン、ミロトに打点を持つために「パワーウィップ」を採用。積み技としては「竜の舞い」を採用した。
今回は「自信過剰」ギャラドスを採用。一匹倒せばどんどん火力が上がって全抜きすることも。ダイマックス切れた後も、攻撃1段階上昇で、ダイマックス技同等程度の火力が得られる。
トゲキッス@弱点保険
特性:天の恵み(技の追加効果の発動率が2倍になる)
性格:臆病(SアップAダウン)
努力値:H132 C126 S252
C:残り
S:最速
実数値:177-x-115-142-124-145
メインウェポンの「エアスラッシュ」「マジカルシャイン」は確定で、補完技として「火炎放射」を採用。「大文字」を採用していないのは命中不安で外しを嫌ったからです。積み技としては「悪巧み」を採用。
壁展開からのトゲキッスは基本的に抜群技をなんでも耐えるので、そこから弱点保険が発動してダイマックス技で切り返すことができる。
ドリュウズ@気合いの襷
特性:砂かき(天気が砂嵐の時、素早さが2倍になる)
性格:陽気(SアップCダウン)
努力値:H4 A252 S252
実数値:186-187-80-x-85-154
メインウェポンの「地震」「アイアンヘッド」は確定で、相手の素早さを下げて裏のエースに繋げるために「岩石封じ」を採用。積み技として「剣の舞い」を採用した。
ダイロックを撃つことによって、自身で砂嵐を吹かせて砂かきを発動させ、上から畳みかけることが可能。環境に多い「ミミッキュ+ドラパルト」っていう並びに強い。
カットロトム@食べ残し
特性:浮遊(地面タイプの技を受けない)
性格:控えめ(CアップAダウン)
努力値:H252 B4 C252
実数値:157-x-128-172-127-106
リーフストーム/10万ボルト/身代わり/悪巧み
メインウェポンは「リーフストーム」「10万ボルト」は確定で、どくどくをすかしたりするために「身代わり」を採用。交代読みでも「身代わり」を張ることができ、「悪巧み」を積むことができる。
自慢の受けループ破壊枠。「ドヒドイデ+ヌオー」という並びに強い。ドヒドイデかヌオー対面で身代わりを張り、「悪巧み」で積みの起点にして、受けを崩壊させていく。場合によっては、ナットレイを積みの起点にすることもできる。ボディプレナットレイは積みの起点にするのが難しいので注意。
ギャラドスとロトム対面、ギャラドスの最高打点は「飛び跳ねる」なので、それを読んで「身代わり」を張ることによって最小限のダメージ(身代わりを張った分のダメージ)で抑えて10万ボルトでギャラドスを倒すことが可能。
立ち回り
基本選出:ドリュウズ+ギャラドス+ロトムorオーロンゲ+タイレーツ+トゲキッス
初手にドリュウズ、もしくはオーロンゲを投げて、取り巻きに多いアーマーガアをロトムやトゲキッスで見るような動きをします。バンギラスが選出されているなら、タイレーツの起点にできます。タイレーツで起点にできたら、後出しアーマーガアも怖くありません。ちなみに、相手がアーマーガアを後出してきた場合は、アーマーガアに対して
「ミミッキュ+ドラパルト」
オーロンゲで壁を張ったり、電磁波を撒いて裏のポケモンの起点にしていく。取り巻き次第でロトムを選出しなければならなかった。例えばアーマーガアが入っている構築など
初手にカバルドンから入ってくる人が多かったので、「吹き飛ばし」されると面倒くさいし最初のターンからダイマックスを切ってカバルドンを飛ばしてた。え??最初からダイマックスを切っても大丈夫なのかって??実はカバルドンを倒して特性「自信過剰」が発動すれば、その火力はダイマック技とほぼ同等の火力が得られるんです。なので、相手が次のポケモンを繰り出した時に、ダイマックスを切って耐久力をあげなければならない状態に陥るんです。相手のダイマックス技は裏のオーロンゲで壁を張ることによって凌ぐことができ、最後にロトムで詰めることが可能となります。
ドヒドイデ+ヌオー(受けループ)
初手オーロンゲで相手の立ち回りをうかがいます。ドヒドイデとロトム対面ができたら身代わりを張って積みの起点にしていきましょう。相手の受けは崩壊していきます。本命はロトムを通すことなので、絶対にロトムに毒や火傷が入らないようにして身代わりを張ってください。
苦手なポケモン
基本的にドリュウズでしか見れないため、ドリュウズのHPが削られた状態だと窮地に追いやられることもある。
物凄い重いと言うわけではないが、「鉄壁」「ボディプレス」採用のナットレイはきつい。トゲキッスの火炎放射で焼き払おう。それ以外の型だと、タイレーツやカットロトムで見ることが可能。
後語り
タイレーツの見た目が好きでしたが、実際種族値が低いポケモンだったので正直環境でやっていけるか心配でした。しかし、壁展開と絡めたら、「背水の陣」を安全に積めて無双することも多々ありました。隠れたスペックを持っているポケモンだと思うので、みなさんも是非使ってみてください。