【USUM S16 最高 2000 最終1901】ハートキャッチレアコイル!!対面式プテラレアコイル軸 ~ The Strange Combination Of Pterosaur And Magnet ~
こんにちは!!トッポです
最高レート2000
目次
前語り
「プテラ」は化石ポケモンの中では好きな部類に入るので、今回このポケモンを軸にパーティを組みました。
プテラではきつい鋼タイプのポケモンを見れる面白い奴っていないかなあ…あ…「レアコイル」!!あの有名な実況者も愛用??している「レアコイル」がいるやん(*'ω'*)
ということで、レアコイルを即採用しました。
また、とある有名なポケモン実況者に2日連続で動画化されたことによってポケモンへのモチベーションが上がり、こいつらでレート2000を目指そうと無我夢中で戦い続けました。
構築経緯
今期はメガプテラを中心に構築を組んだ。メガプテラにおいて、きつい鋼タイプを磁力でキャッチできるレアコイルを採用。このレアコイルで、テッカグヤ、エアームド、ナットレイ、メガハッサムを特性磁力で逃がさず処理していった。レアコイルで相手するのが難しい鋼であるメタグロスを処理するために呑気ギルガルドを採用。また、ギルガルドは、レアコイルで相手しにくいためホルードを採用した。プテラでは相手しにくいポリゴン2やクレセリアなどの高い耐久を持つポケモンを起点にしていく瞑想カプ・レヒレを採用。このカプ・レヒレは構築単位できついバシャーモの相手もしてもらっている。プテラは「挑発」、レアコイルは特性が磁力で鋼をキャッチできるため、ある程度受けループには強いが、ヤドラン入り受けループ、モロバレル入り受けループ、ヤミヌケ構築、フシギバナ軸がきついため、補完枠として瞑想テテフを採用した。
個体紹介
プテラ@メガ石
性格:意地っ張り
特性:プレッシャー → 硬い爪
努力値:H4 A252 S252
実数値:メガ前 156(4)-172(252)-85-X-95-182(252)
メガ後 156(4)-205(252)-105-X-115-202(252)
本構築のエース枠。
タイプ一致の「ストーンエッジ」は確定(岩雪崩だと火力が足りない)で、ゲンガーやコケコなどに役割を持つ「地震」を採用。ランドロスやグライオン、ボーマンダに4倍弱点を付ける「氷の牙」を採用。変化技を撃って仕事をさせないために「挑発」を採用した。「挑発」と「ストーンエッジ」「氷の牙」を採用することによって、カバリザやカバマンダといった並びを見ることができる。当初は「アイアンヘッド」を採用しようが悩んでいたが、撃つ相手がテテフか、ミミッキュぐらいしかいなくて、テテフはギルガルドで見れるし、ミミッキュはホルードやカプ・レヒレで強引に見ようと思っていたため、採用を見送った。
性格を「意地っ張り」のASぶっぱにすることで、ギリギリ130族を抜くことができる。更に特性「硬い爪」により、「氷の牙」の威力が上がる。耐久に振っていないランドロスであれば、プテラに「威嚇」が入っても、ランドロスを「氷の牙」で確1で持っていける。
このプテラというポケモンは、特にマンダ軸やゲンガー軸、リザードン軸には強かった。ただし、耐久がなく、何度も受け出せるようなポケモンではないので、サイクルを回すなら、最低限にとどめといたほうが良い。いまひとつにもかかわらず、マンダの捨て身が半分以上入ったのは正直びっくりした。
レアコイル@しんかのきせき
性格:控えめ
特性:磁力
努力値:H196 C252 S60
S:4振り75族(メガハッサム)抜き調整
実数値:150(196)-X-115-189(252)-90-98(60)
技構成:10万ボルト/ラスターカノン/目覚めるパワー炎/電磁波 or 身代わり
本構築のオモチャ枠
タイプ一致の「10万ボルト」「ラスターカノン」は確定で、磁力で捕えたナットレイを処理するために「目覚めるパワー炎」を採用。残りの1枠は「電磁波」にしたり「身代わり」にしたり、「電磁浮遊」にしたり「どくどく」にしたりと迷走してた。どれを採用してもメリット、デメリットがある。「電磁波」を採用すると、ナットレイを処理した後に裏から出てくるマンダが積みの起点にしてくるため電磁波を撒いて、プテラで上から殴るという芸当ができる。しかし、木の実ナットレイを磁力でキャッチした場合、レアコイルの役割対象であるにも関わらず、身代わりを切ると、「やどまも」で強引に突破されてしまうことがあった。そのため、「ラスターカノン」を切って「身代わり」「電磁波」を両採用した方が良いのかなと思った。
ここまで聞いて、「ジバコイルの方が良いのでは??」と思ったあなたは、直ちに帰宅し、ポケモンの基礎を学びなさい!!御存知です??ジバコの素早さ種族値は60、それに対してレアコイルの素早さ種族値は70、この10の差が大きく、更には磁力ジバコと比べて、S調整がしやすく、その分、耐久に努力値を回せます。「進化のきせき」を持たせることによって総合的な耐久力ではきせきレアコイルの方がジバコよりも高くなります。下手すりゃこれレアコイルの方が強いんじゃないですかね。だから、敢えてレアコイルで止めてるんです。
ホルード@気合いの襷
性格:意地っ張り
特性:力持ち
努力値:H4 A252 S252
実数値:161(4)-118(252)-97-X-97-130(252)
技構成:地震/電光石火/冷凍パンチ/岩石封じ
本構築のおじさん枠
メインウェポンの「地震」は確定で、タイプ一致の先制技「電光石火」を採用。ランドロスやボーマンダなどの氷4倍弱点に打点を持たせるために「冷凍パンチ」を採用。S操作をするために「岩石封じ」を採用。
電気とゴーストの一貫を切るために採用した。
火力を求めるために性格「意地っ張り」のAぶっぱで使用した。特性も相俟ってかなり高い火力で相手に畳みかけることが可能。無難に襷ホルードが強かった。
ギルガルド@弱点保険
性格:呑気
特性:バトルスイッチ
努力値:H252 B252 D4
実数値:167(252)-70-222(252)-70-171(4)-58
技構成:シャドーボール/聖なる剣/影うち/キングシールド
本構築の厨ポケ枠
弱点保険の両刀で使いたかったため「呑気」を採用した。
メインウェポンの「シャドーボール」、先制技「影うち」は確定で、ゴースト技と相性のいい格闘技「聖なる剣」を採用。「キングシールド」を採用することによって、フォルムを切り替えることができる。
ホルードやランドロス、マンムーの地震を耐えるバグポケモン。そこから、弱点保険が発動して、一気に畳みかけることが可能。もともと、メガメタグロスが構築単位で重かったので採用したが、雑に強かった。
カプ・レヒレ@ミズZ
性格:控えめ
特性:ミストメイカー
努力値:H228 C252 S28
H:残り
C:ぶっぱ、火力を求めるため
S:S↓の最速ミミッキュの上を取れる。
実数値:174(228)-X-135-161(252)-150-109(28)
本構築のアイドル枠
メインウェポンの「ハイドロポンプ」「ムーンフォース」は確定で、「竜舞」などのS上昇積み技の起点にならないように「凍える風」を採用。「凍える風」はミミッキュの化けの皮を剥がしつつ、上からミズZで畳みかけることができる。ポリゴン2やクレセリアなどのポケモンを起点にするために「瞑想」を採用した。
プテラとそこそこ補完が良くて、構築単位で重いバシャーモを見ることができた。
カプ・テテフ@ラムの実
性格:控えめ
特性:サイコメイカー
努力値:H4 C252 S252
実数値:282(4)-185-186-394(252)-266-289(252)
技構成:サイコショック/ムーンフォース/シャドーボール/瞑想
本構築の地雷枠
対受けループ破壊用で作ったテテフ。有利対面で「瞑想」を積み、「サイコショック」や「ムーンフォース」で畳みかけていく。「シャドーボール」を採用している理由としてはヤミヌケ対策。ヤミヌケにボコボコにされた過去があるので採用しました。この「シャドーボール」は受け系の構築によく組み込まれるクレセリアやヤドランにも刺さります。
そして、持ち物はなんと「ラムの実」!!!
受け系の構築において、テテフに「毒」や「麻痺」を撒いて粘ってくるケースが多かったので「ラムの実」を採用しました。また、「キノガッサ対策」「欠伸ループ」対策にもなります。ただし、特定の本当に限られた構築にしか選出してなかったので、選出率は低いです。
構築の要点
ジバコイルではなくレアコイルを採用する意義
ジバコイルの素早さ種族値は、60に対して、レアコイルの素早さ種族値70であり、70族付近の鋼タイプのポケモンには、「エアームド(70族)」「メガハッサム(75族)」がいる。ジバコイルだと、メガハッサム抜きまでかなりの努力値を振らなきゃいけない。しかし、レアコイルだとメガッハサム抜きまで、少しの努力値を割くだけで良くて、残りは耐久に努力値を割くことができる。そのため、ジバコイルと比べて、総合的な耐久はきせきレアコイルの方が上となる。
レアコイルの技構成について
以下の5つの技構成でレートに潜っていた。
「10万ボルト/ラスターカノン/めざパ炎/電磁波」
テッカグヤやナットレイを処理した後、裏から出てくるボーマンダやウルガモスが舞ってこられても、「電磁波の麻痺を入れて、すぐにプテラへ交換して上から殴る」というムーブが取れる。レート1900~2000でよく使っていた
「10万ボルト/ラスターカノン/めざパ炎/どくどく」
レート1600~1700でよく使ってた技構成。ポリゴン2やクレセリアに毒を入れて粘るというムーブが取れる。しかし、ポリゴン2やクレセリアは、レヒレの起点にすればいいと思い、この技構成は見送った。
「10万ボルト/ラスターカノン/めざパ炎/身代わり」
身代わりは、木の実ナットレイに強い。食べ残しナットレイは身代わり採用しなくても強引に突破できるが、木の実ナットレイだと「2連まもる」を決められたとき、突破されてしまう。レート1900~2000で使っていた。
「10万ボルト/めざパ炎/どくどく/電磁浮遊」
のろいカビゴンをメタるための技構成。レート1900~2000で採用していた。構築単位でのろいカビゴンが重かったため、変な技構成になってしまった。また、「ポリゴン2・ドヒドイデ・ドリュウズ」っていう並びを見ることができる。
「10万ボルト/めざパ炎/電磁波/身代わり」
木の実ナットレイと裏から出てくるウルガモスやボーマンダを電磁波で麻痺を撒いていく技構成。一番汎用性がなかったかなと思っている。レート1600で使っていた。
ラムの実カプ・テテフ
カプ・テテフは補完枠として採用。当初は瞑想エスパーZテテフとして採用していたが、毒や麻痺を撒いて粘ってくる輩が多かったので、ラムの実を採用している。これを採用することによって、受けループ相手に意表を突くことができた。また、受けループの構築にテテフとレヒレを同時選出することが多く、テテフをエスパーZにするとレヒレとZ枠が被ってしまうため、エスパーZの採用を見送っている。
立ち回り方
マンダ・ナット・ドラン
ナットレイをレアコイルでキャッチして、裏のカプ・レヒレとプテラの通りを良くします。
ヤミ・ヌケ
カプ・テテフで有利対面「瞑想」を積んで、畳みかけます。状態異常技を撃たれても、ラムの実があるので安心です。また、ヤミヌケは磁力レアコイルが重い傾向があるようです。レアコイルで三タテした試合もありました。
カバ・マンダ・ガルド
カバマンダはプテラがとても強いです。ギルガルドに関しては、ホルードかカプレヒレで削り、最低限プテラの地震圏内に持っていきます。カバマンダガルドにカミツルギが入ってた場合は、レヒレに代わりにギルガルド、もしくはレアコイルを選出する必要があります。
カバ・リザ・テテフ
カバリザはプテラが強いです。カバが物理受けの場合は、レヒレで見ましょう。
ガル・ランド
ガルーラはギルガルドで見ます。ランドに関しては、プテラで地震をすかしたりしてサイクルを回していきます。ただ、何度もサイクルは回せないので、できるだけ早く勝負を付けに行きましょう。
苦手な構築
マン・マン・レヒレ
まず、構築単位でマンムーが重いです。ギルガルドで強引に見ないときつい。
レヒレ・ヒトム・グロス
構築単位でロトムが重いです。とりあえず、ロトムに削りを入れてから、裏のギルガルドやプテラなどに繋げてロトムを強引に突破しなければならない。
ポリ・ヒトデ
ポリヒトデはかなりきつく、裏にメガメタグロスが控えてたら苦戦を強いられます。
カビマンダ、カビムドー、カビグロス
構築単位でカビゴンがきつい。プテラで見ようにも、プテラには耐久がないため、そのまま押し切られることも…
後語り
まさか、プテラレアコイルっていう変わった構築で2000行けるとは夢にも思っていませんでした。
ありがとうございました。
Special Thanks
ギルガルドの個体提供者・・・ちゃっくんさん